総合適性検査60分の内容を知りたい…
テストセンター方式の公務員は難しい…
市役所や公務員試験はSPIテストセンターなのかな…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は公務員の適性検査で実施されるSCOAについてご紹介します。
公務員試験はSPIだけじゃないの?
公務員の適性検査では以下の出題形式が多いです。
- 40問を2時間以内で回答
出題科目は『社会科学』『人文科学』『判断推理』『数的推理』が一般的になります。
また、はっきりと民間のSPIを実施する旨の記載があれば対策も立てられます。
しかし、試験概要に60分120問の教養試験とある場合は、少し注意してください。
SCOAという特殊な方式の可能性が高いからです。
60分120問の教養試験はSCOA
SCOAはNOMA総研が作成する総合適性検査で、能力テスト+性格テストが実施されます。
専用会場で受験を行うテストセンター形式になります。
制限時間60分で以下の5科目120問を回答するため、1問あたり30秒しか持ち時間はありません。
- 言語
- 数理
- 論理
- 英語
- 常識
時間に余裕が無いテストなので、事前に出題情報や対策を立てるのが重要です。
各科目の対策情報はこちらにまとめていますので参考にしてみてください。
SPIとSCOAの出題内容の違い
テストセンターで最頻出のSPIとの違いとして、SPIは『知能検査』、SCOAは『学力検査』の傾向が強いです。
SCOAで高得点を取るためには、中学・高校で学習する基礎知識への理解が求められます。
たとえば、SPIとSCOAの数学を比較すると以下の違いがあります。
〇SPI
与えられた条件からヒントを見つけ出し、効率良く正解を導くような問題が多い
〇SCOA
2次方程式のような、中学・高校数学の知識を前提にした問題が多い
SCOAテストセンター受験の注意ポイント
SCOAはテストセンターで受験を行うので、注意ポイントを3つご紹介します。
- 私物の持ち込みはNG
- 本人確認書類を忘れない
- 服装は私服で問題なし
私物の持ち込みはNG
テストセンターでは私物の持ち込みはNGなので注意してください。
電卓の使用も禁止されているため、暗算力や筆算力が重要になります。
本人確認書類を忘れない
テストセンターの受付では本人確認の手続きがあります。
顔写真付きの身分証明書が必要なので、学生証や運転免許証を持参してください。

服装は私服で問題なし
テストセンターでSCOAを受験するときの服装は私服でOKです。
テストは専用会場で受験し、企業の採用担当者と会う機会はありません。
受付や試験監督もテストセンターの運営チームが行うので、どんな服装で行っても大丈夫です。
もちろん、スーツがダメというわけではないので、スーツで受験しても問題ありません。
SCOAの対策
最後に、SCOAの対策方法を5つご説明します。
知識問題を得点源にする
SCOAでは中学・高校での基礎知識を前提とした問題が出題されます。
とくに、言語や英語、社会、理科(生物・地学)では知っていれば正解できる問題が頻出です。
知識問題を即答することで時間を稼いで、他の問題に解答時間を回せるようにしましょう。
SCOAで高得点を取るためには知識問題の対策は必須といえます。
テスト開始後は時間配分に注意
SCOAの制限時間は60分で科目ごとの区切りはありません。
このため、トータルの時間配分が重要になります。
テスト開始後に全問に一通り目を通し、どの問題にどれくらいの時間を費やせるかを検討するのがおすすめです。
問題はまとめて解くのがポイント
SCOAでは問題を科目ごとに分けてまとめて解く方法も有効です。
いちいち頭を切り替える必要がなく、スムーズに問題を解くことができます。
また、知識問題から着手することもおすすめです。
知ってるかどうかで回答が決まるので、時間を費やさずにテストを進められます。
誤謬率は関係なし!解答欄は埋めよう
SCOAでは、解答した問題の正解率(誤謬率)は一切関係ありません。
誤謬率を心配して空欄で提出するのはもったいないです。時間が無かったとしても、解答欄は埋めるように努めてください。
テストセンターでは問題を飛ばすことが可能
SCOAをテストセンターで受験するときには、問題を飛ばしたり、戻ったりすることが可能です。
このため、この問題難しそうだからとりあえず飛ばしたいな…という作戦も可能です。
画面に表示される『前の問題』『次の問題』をクリックすれば前後に移動できます。
さらに、『回答状況』ボタンからページ番号の一覧を表示させて番号をクリックすればページ単位で移動することもできます。
Webテスト対策にはAnalyzeU+
Webテスト対策では専用ツールを使うのがおすすめです。
就活ツールOfferBoxへ登録した後に使える『AnalyzeU+』では適性検査を無料受験できます。
ESなしでSPIや玉手箱、各種Webテストに類似した問題を受けられるので、事前対策にはぴったりです。
Webテストで落ちてこんなはずじゃなかった…と後悔しないためにも、専用ツールを使って何度も練習しましょう。
まとめ
今回は60分120問の公務員適性検査SCOAの対策情報をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。是非参考にしてもらえると幸いです。