テストセンターは誤謬率って関係あるの…
正答率や回答率は影響するのかな…
SPIの未回答はありなの…
就活生の中にはこんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は玉手箱やTG-WEBといったWebテストでの誤謬率をご紹介します。
誤謬率(ごびゅうりつ)とは?
就活Webテストで良く聞く『誤謬率』とは『回答に対する間違いの割合』のことです。
間違いが多く誤謬率が高いということは、正確さに欠けると判断される可能性があります。
制限時間が決まっているWebテストでは、分からなかったり、解けない問題は適当に回答を選んで次の問題に進むこともあると思います。
誤謬率が影響されるテストでは、適当に回答してしまうと正確性の項目が下がるためマイナス評価につながります。
では、就活Webテストでは『誤謬率』は測定されているのでしょうか。
ほとんどの就活Webテストでは誤謬率は関係ない
結論からお伝えすると、大多数の就活Webテストでは『誤謬率』の測定はしていません。
玉手箱、テストセンター、TG-WEB、WEBテスティング、c-gab等のWebテストでは、『誤謬率』ではなく『正解数』を測定基準にしています。
このため、分からない問題が出題されたら無駄に時間を使わずに適当に回答して他の問題で正解するという解き方が有効です。
SPI-R、SPI-Nだけは誤謬率の影響あり
ほとんどのWebテストでは『誤謬率』は関係ありませんが、実は以下2種類のテストについては『誤謬率』が測定されます。
- SPI-R
- SPI-N
『SPI-R』は大学生・短大生が対象、『SPI-N』は短大生・高校生が対象のテストです。
両方とも事務職や一般職採用時に実施されるWebテストです。処理能力の正確性が求められる職種であるから『誤謬率』がテストに影響されます。
ちなみに、『SPI-R』『SPI-N』では「処理の速さと正確さの両方を測定してるので、でたらめな回答をしないこと」という説明の記載があります。
多少解答スピードを落としても間違い数を減らして、正確に回答できるように慎重に取り組んでください。
正答率は合格ラインやボーダーで判断
各テストで必要な正答率は企業毎に非公開になっています。
このため、過去の選考情報を集めて合格ラインやボーダーで判断するのが有効といえます。
詳細はこちらの記事でまとめています。
キャリア軸に特化した価値観診断
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まとめ
今回は就活Webテストの誤謬率に関してご紹介しました。
いかがだったでしょうか。大多数のWebテストでは『誤謬率』は関係ないため、正解数を増やせるように問題を飛ばす方法も有効です。
『SPI-R』『SPI-N』を受験するときだけは、『誤謬率』が測定されるため慎重な回答を心がけてください。