大学院進学を後悔している…
院にはいかなきゃよかった…
こんな不安を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は大学院進学を後悔する人の特徴と対策をご紹介します。
大学院は研究機関
大学院は研究機関という意味合いが強いです。
このため、学部の延長という気持ちで進学すると、ギャップが大きくなり苦労します。
大学院生活は忙しい上にお金もかかるので、研究者を目指さないのであれば行く必要はありません。
大学院進学を後悔する人の特徴
ここからは大学院進学を後悔する人の特徴をご紹介します。
- 就職に有利だから
- 周りに流されてなんとなく
- 卒論で研究に向いていると勘違い
- 金銭的に余裕がない
就職に有利だから
就職に有利という目的だけで進学すると後悔につながりやすいです。
大学院を卒業しても、第1志望の会社や業界に入れないかもしれません。
また、学部卒と比較して働き始めるのが2歳遅くなるので、職種によっては嫌がれることもあります。
周りに流されてなんとなく
理系は大学院進学率が高いのでなんとなく周囲に流されている人は危険です。
大学院では厳しい研究環境で過ごす場面が多々あります。
そんなときに、自分の意志がなく適当に進学した学生は後悔につながりやすいので要注意です。
卒論で研究に向いていると勘違い
卒論が上手くいくことで研究に向いていると勘違いしてしまうパターンです。
正直、研究を一生の道に選ぶとしたら、卒論で判断するの早すぎます。
指導教員から与えられた課題に取り組むような卒論では、上手くいくに決まっています。
自分から問題を発見し、テーマを決めて、取り組んだ経験を踏まえて、研究が好きかどうかは決めてください。
金銭的に余裕がない
大学院進学にはお金がかかります。
学費に加えて生活費もかかるので、金銭的な問題については進学前に検討しておきましょう。
奨学金やアルバイトなどで計画的に準備するのがおすすめです。
院はやめておけばよかった…そんなときの対策
院進学をやめておけばよかった…そんなときの対策を時期ごとにご説明します。
- 秋就活
- 中退して学卒で就活
- 研究職以外で就職
秋就活
大学卒業前であれば秋就活をスタートさせて企業に就職できます。
大企業でも欠員補充のために秋就活での採用を行っています。
- 大学の就職課
- 就活スカウトサービス
- ハローワーク
上記のサービスを利用すれば、早めに内定につながるはずです。
中退して学卒で就活
大学院進学後であれば、院を中退して学卒で就活することもできます。
せっかく大学院に進学したのに、中退するのはもったいないと思うかもしれません。
しかし、自分にとって無駄な2年間を過ごすのであれば、企業に就職してキャリアをスタートさせる方が良いはずです。
研究職以外で就職
研究が合わない…こんな学生もいると思います。
しかし、大学院進学の経験を活かせるポジションは世間にはたくさんあります。
院卒だからといって研究を続ける必要は全くありません。
- 文系就職
- 公務員
- 設計開発職
- 生産技術
理系院卒の進路は研究職以外にも色々あるので、検討してみてください。
まとめ
今回は大学院進学を後悔する人の特徴と対策をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。ぜひ参考にしてもらえると幸いです。