理系院生って忙しいのかな…
就活と研究の両方を進めるのは大変そう…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
正直な話を伝えると、理系大学院生は超忙しいです。
とはいっても、修士2年間の全てが忙しいというわけではありません。
今回は理系大学院生の忙しい時期や生活リズムを紹介します。
- 大学院に進学するか
- 就職するか
この2つで悩んでいる学生さんは必見です。もちろん、これから院生になる学生にも役立つ記事です。
理系大学院生の忙しさ
「理系大学院生は忙しいの?」と聞かれたら、間違いなく「かなり忙しいよ」と答えると思います。
- 講義
- 修士研究
- 就活
- バイト
これらを同時進行で進めるため、大学院生には要領よく取り組むマルチタスクな力が求められます。
ここからは2年間の院生の忙しい時期の詳細をご紹介します!
修士1年の前期
修了に必要な講義の受講
所属大学院・専攻・コースによっても違いますが、修士卒業には約30単位が必要です。
大学院1年の前期は就活・研究が本格化していない時期なので、講義数をまとめて確保しておくとよいですよ。
夏のインターンシップ参加
就活解禁まで約1年間ありますが、インターンシップに参加することをおすすめします。
「面接やESの練習」「企業研究」など、インターンシップ参加のメリットは大きいはずです。
全然就活なんて考えたことないな…。そんな学生は絶対にインターンに参加して就活を経験するのがおすすめです。
修士1年の後期
修士研究の本格化
就活と研究を両立させるためには、就活解禁前に研究成果を出すことが重要です。
後期には学会参加や論文執筆を行うため、さらに忙しくなります。
この時期の頑張りが就活の成功を左右するはずです。
理系の研究活動を就活に活かすためのコツは、こちらの記事でまとめてあります。
秋・冬のインターンシップ参加
時間を見つけて、秋季・冬季インターンシップに参加することもおすすめです。
実施期間は数日間の短期の場合が多いですが、夏期同様、インターン参加のメリットは大きいですよ。
就活解禁直前の冬インターンシップでは、就活生のレベルもかなり高いので、自分の実力を試すこともできます。
この時期の就活は比較的時間があるのでWebテスト対策を重点的に進めてみてはどうでしょうか。
就活解禁後に『もっとWebテストの勉強をしておけばよかった…』と後悔しないためにも事前準備が大切になります。
Webテスト攻略は「玉手箱」「SPI」「TG-WEB」「CAB」「GAB」のどのタイプが出題されるかを事前に知ることが重要です。
皆さんが出題形式を知るには、これらのツールがおすすめといえます。
- 就活本
- ネット掲示板の情報
- 企業の選考情報
修士2年の前期
就活の開始
3月からは就活解禁になるため、修士2年の前期は「就活」に追われます。
説明会・ES・面接など、やることが多いですが優先順位をつけて取り組むことが重要です。
大学院の2年間において、就活が本格化する修士2年の前期が一番忙しい時期だと思います。
修士2年の後期
就活終了後は一息
就活が終了すれば、学生最後の夏休みに突入です。内定後にやっておくべきことはこんな感じでしょうか。
学生によっては、夏休み期間に学会発表をこなす必要があります。
ただ、この時期に学会発表を行っていれば、修士研究のまとめがやりやすくなるはずです。
修士研究の追い込み
僅かな夏休みを満喫した後は、卒業に向けて研究に没頭します。
修士研究としてまとまった成果が出ていない学生は、修士2年の追い込みの時期は非常に忙しくなります。
修論の作成時期でも紹介しているように、論文提出・修士発表は1月下旬~2月中旬に行われます。なので、年末年始は修論執筆でかなり忙しくなります。
修論発表が終了して引継ぎ手続きが終われば、春休み突入です。奨学金を借りている方は忘れずに返還免除申請をしてくださいね。
旅行や短期留学など、長期の休みでしかできないことを盛大に楽しみましょう!
まとめ
今回は大学院生の忙しさを時期別にまとめさせていただきました。
院生は「就活」と「研究」の両立で忙しいため、効率良く行うことが重要です。
もちろん、研究室によって忙しさは変わってくるので、研究室選びは慎重に行いましょう。