大学院を退学しても大丈夫かな…
中退後に後悔しない方法を知りたい…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は大学院中退を悩んでいる方向けに退学届を出す前に考えて欲しいことをご紹介します。
大学院を中退する2つの理由
まずは大学院の中退を考える大きな理由を2つご説明します。
研究がつまらない
大学の研究は想像以上に地味で単純作業が多いです。
すぐに研究結果が出ることはなく、研究準備だけでも膨大な時間が必要になります。
新規テーマを担当すると装置の立ち上げから行うため、データを取るまでにも数ヶ月かかることも多々あります。
研究に対して華やかイメージを持っていると、泥臭くて地味な作業ばかりでつまらないと感じるかもしれません。
研究室教授との人間関係が悪い
人間関係がうまくいかないことも中退の原因にはなり得ます。
研究室は教授を社長とする中小企業のような組織です。
その他のメンバーも准教授、ポスドク、博士学生、修士学生、学部生の順に年功序列になるのが基本です。
小さい組織で人間関係が濃くなるからこそ、教授との相性が大切になります。
退学の決断前に考えて欲しいこと
せっかく大学院まで進学したのに退学を決断するというのは相応の理由があるかと思います。
ですが、一度退学したら後戻りはできないので慎重に考える必要があります。
ここでは退学の決断前に考えて欲しいことを3つご紹介します。
理想と現実のギャップを書き出す
自分が持っている『理想』と実際にやり始めて感じた『現実』とのギャップが大きいと、このままでいいのかな…と悩む可能性が高くなります。
たとえば、研究室がつまらない…と感じる学生にはこんな理想と現実のギャップがあります。
- 理想:すぐに研究成果が出る
- 現実:泥臭くて地味な作業が続く
まずは、自分が悩んでいる状況を把握するためにも『理想』と『現実』を書き出す作業をしてみてください。
ギャップを埋める方法を検討する
『理想』と『現実』のギャップが大きいほど悩みも深くなるので、ギャップを埋めることが大切です。
実際にやり始めて感じた『現実』を『理想』にどれだけ近づけられるかがポイントです。
やり方は色々ありますが、単純明快なのは現実を受け入れることです。
たとえば、研究がつまらない…と感じるときには、『研究の性質として泥臭くて地味な作業は当たり前。大学の研究だけではなく、企業での研究も同様。将来研究職に就く前に研究の性質を理解できてよかった。』と思考をめぐらすことができればギャップも埋まります。
休学してみる
大学院を辞める前に休学するのも有効な選択肢といえます。
研究に集中する環境から一時的に離れると考え方が変わるかもしれません。
大学院を中退するときの手続き方法
中退する前に考えて欲しいことを実践した後でも考えが変わらなければ、退学するのも止むを得ないです。
実際の手続き方法をご紹介します。
退学後の進路を決める
大学院退学後の進路を決めてから退学した方が良いです。
何も決めずに中退してしまうと、目標もなくダラダラと過ごしてしまいがちです。
大学院を辞めた後に就職を希望するのであれば、内定を取ってから退学する手続きを進めて下さい。
就職以外には他学部や他大学に進学する進路があります。
もし現時点で退学後の進路が決まっていないのであれば、まずは休学届を出して様子を見るのもおすすめです。
学生課に行き退学届をもらう
退学後の進路が決まったら学生課に行って退学届をもらってください。
具体的な手続き方法は学生課の担当者から聞くのが間違いないはずです。
指導教員から退学届のサインをもらう
退学届には指導教員からのサインが必要になるので教授に依頼してください。
書類にサインをもらうときに退学の意思、今後の進路を伝えれば問題ありません。
学生課に退学届を提出する
指導教員からサインをもらえれば残りの必要書類を準備してください。
大体は自分で用意できるので苦労しないと思います。
必要書類をまとめて退学届を大学院に提出すれば、手続き完了です。
まとめ
今回は大学院の中退に関する情報をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。是非参考にしてもらえると幸いです。
