テストセンターで分からない問題は飛ばすべきか…
高得点を取るにはじっくり考えるべきか…
就活生の中にはこんな不安を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回はテストセンター対策として、わからない問題があったときに飛ばすべきかをご紹介します。
SPIテストセンターの仕組み
まずはテストセンターを受ける前に知っておくべきポイントを4つご説明します。
- 使い回しができる
- 点数は開示されない
- 誤謬率は測定されない
- 正解すると次の問題が難しくなる
使い回しができる
テストセンターには出題パターンは以下のとおりです。
- 言語+非言語
- 英語
- 構造把握
- 性格
テスト毎に制限時間が決まっており、企業によって受験科目も異なります。
また、1度受験した科目は次回以降のテストセンターで使い回すことができます。
点数は開示されない
テストセンターの特徴は自分の点数が開示されないことです。
このため、受験した時の手応えで高得点かどうかを判断する必要があります。
後程、テストセンターで高得点を取れているかどうかを見極める方法をご説明します。
誤謬率は測定されない
就活生の皆さんは誤謬率をご存知でしょうか。
誤謬率とは『回答に対する間違いの割合』のことです。
テストセンターでは誤謬率は評価されないため、間違いが多くても点数が下がることはありません。
正解すると次の問題が難しくなる
問題に正解すると次の問題が難しくなることもテストセンターの特徴です。
そのため、後半に難易度の高い問題が続いていれば高得点が取れているということになります。

SPIテストセンターでわからない問題は飛ばすべきか?
ここからはテストセンターでわからない問題が出題されたときの対策方法をご紹介します。
わからない問題でもすぐには飛ばさない
難問が出題されてもすぐには飛ばさずに、解答できるかを検討してみてください。
というのも、テストセンターでは受験者ごとに違う問題が出題され偏差値によって評価されるからです。
たとえば、難易度の低い問題に多く正解しても、テストの評価は低いままです。
逆に、難問ばかり出題されていれば正解数は少なくても、評価は高くなります。
わからない問題だからといって、すぐに飛ばしていては高得点取得は難しくなります。
絶対にわからない問題は飛ばす
テストセンターで高得点を取るためには難問に正解することが必要です。
ですが、絶対にわからない問題については飛ばすようにしてください。
テストセンターでは、時間を費やせば解答できる問題に正解することが大切です。
逆に、一番もったいないのは、少し考えてみて時間をロスしているのに正解できないパターンです。
テストセンターは時間との戦いとも言えるので、無駄な時間を費やさないように注意してください。
高得点を取るために必要なこと
テストセンターで分からない問題が出たら飛ばすことは有効な手法ですが、これだけでは高得点を取ることはできません。
短期間で高得点を取るための手法をご説明します。
踏み台企業で練習受験をする
テストセンターでは繰り返し同じ問題が出題されます。
ということは、何度もテストセンターを受けていると『どこかで似た問題を見たことがある…』という状況になります。
以前に見たことがある問題であれば、素早く解くことも可能です。
このため、高得点を取るためには複数回テストセンターを受験することが大切といえます。
インターンや早い時期に選考を行う企業の選考でテストセンターを練習できれば、高得点の道は近くなります。
練習企業としておすすめの一覧をまとめてみました。

テストセンターの高得点指標とは
テストセンターでは自分の点数を知ることができないとご紹介しました。
点数が分からなければ使い回すかどうかの判断も難しいと思います。
そこで、正確な点数は分からないけれども高得点かどうかを知る方法を2つご紹介します。
- ボーダーが高い企業の選考を通過できたか
- チェックボックス・推論が出たか
ボーダーが高い企業の選考を通過できたか
就活では企業毎にテストセンターのボーダー・足切りラインを決めていることはご存知ですか。
ボーダーの高い企業のテストセンターを突破することは、スコアを使い回すかどうかの重要な指標になります。
ここでは、私の就活の経験を踏まえて、ボーダーの高いテストセンターの企業を紹介します。
- ゴールドマンサックス
- ボストンコンサルティンググループ
- アビームコンサルティング
- 三菱商事
- 伊藤忠商事
これらの企業のテストセンター選考を通過できれば、他企業の選考は問題なく受かるはずです。
テストセンター対策は単調で面白くありませんが、ボーダー点数の高い企業の選考を通過できるまで根気強く頑張ってください。

チェックボックス・推論が出たか
テストセンターでは高得点を取っているときに出題される問題があります。
ということは、ある特定の問題が出題されていれば高得点を取っている目安にもなります。
高得点判断の指標として非言語・非言語の両方に出題されるのがチェックボックス問題です。
詳細についてはこちらの記事でまとめています。

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