テストセンターってどう対策すればいいのかな…
ES・面接の準備でテストセンター対策の時間がない…
こんな不安を持つ就活生も多いのではないでしょうか。
特に、理系院生であれば就活と研究を同時進行するため時間の有効活用が求められます。
今回は短期間でテストセンター・SPI対策を終わらせるための秘訣をご説明します。
ポイントは以下3つです。
- テストセンターは結果を使い回し可能
- インターン時期からの早期対策が大切
- 練習企業の情報を把握
テストセンターの特徴
就活で内定を獲得するためには事前に有益な情報を知っておくことが大切です。
今回は就活経験者だからこそ伝えられてる情報をお届けします。
まずはテストセンターの特徴について整理しておきましょう。
1.解答時間が少ない
テストセンター最大の特徴は解答時間が少ないこと。
限られた時間の中で言語・非言語(英語・構造把握)の問題を正しく処理する能力が求められます。
ゆっくり考えれば正解できる問題が多いですが、素早く解答しなければいけないのが難しいポイントです。
また、テストセンターは正解数に応じて問題が難しくなるシステムを採用しています。
2.結果を使い回しできる
テストセンターは専用の試験会場で受験しますが、過去の試験結果を使い回すことが可能です。
就活生にとって就活解禁後は会社説明会、面接等できっと忙しく、テストセンター受験のために時間を割かれるのは正直大変ですよね。
しかも、企業の選考がストップする土日は多くの就活生がテストセンターを受験するので、会場が予約できない…という心配もあります。
就活解禁後はES作成・面接対策に専念するためにも、テストセンターはM1のインターン選考で受験して結果を使い回すできる状態にしておきましょう。
過去に受験した結果は1年間使い回せるので、M1の夏インターンであれば就活本番には十分間に合いますね。
3.テスト結果は非公開
就活生が知っておくべき情報の3つ目は、テストセンターの結果は非公開であること。
過去にテストセンターを受験して使い回しができるといっても、低いスコアでは企業の選考を通過できません。
目指すべきはM1インターンでテストセンターを受験して高得点スコアを持つことです。
就活本番では過去の結果を使い回すだけの状態にしておけば、他の活動に時間を充てることができます。
受験したテストセンターが高得点かどうかを判断するポイントは2つです。
- 高得点指標の問題が出題されたか
- ボーダーが高い企業の選考を通過できたか
テストセンターの点数把握の方法
受験したテストセンターが高得点かどうかを判断する方法を2つ紹介させて頂きます。
高得点指標の問題が出題されたか
まずはテストセンターの出題問題をチェックする方法です。
既にご紹介しましたように、テストセンターでは正解すればするほど問題の難易度があがる仕組みです。
ということは、難易度の高い問題が出題されていればテストセンターでは高得点を取れていることになります。
言語、非言語別に高得点指標の問題をまとめていますので参照してください。


ボーダーが高い企業の選考を通過できたか
就活では企業毎にテストセンターのボーダー・足切りラインを決めていることはご存知ですか。
ボーダーの高い企業のテストセンターを突破することは、スコアを使い回すかどうかの重要な指標になります。
ここでは、私の就活の経験を踏まえて、ボーダーの高いテストセンターの企業を紹介します。
- ゴールドマンサックス
- ボストンコンサルティンググループ
- アビームコンサルティング
これらの企業のテストセンター選考を通過できれば、他企業の選考は問題なく受かるはずです。
テストセンター対策は単調で面白くありませんが、ボーダー点数の高い企業の選考を通過できるまで根気強く頑張ってください
理系院生がテストセンター対策を始める時期
ここからは、忙しい理系院生がテストセンター対策を始める時期をご紹介していきます。
既に時期を過ぎてしまった…という就活生は読み飛ばしてもらって構いません(笑)。
M1の夏インターン
就活はまだ先だからインターンはいかない…周りの友達がこのような考えであったとしても、皆さんは是非インターンに応募してみてください。
就活本番で少しでも楽をするためには、M1のサマーインターン時期からテストセンター対策を行うことが大切です。
夏休み期間中に学会発表がある学生もいますが、就活準備としてテストセンター対策をコツコツ始めてみてはどうでしょうか。
M1の冬インターン、外資系企業の本選考
夏インターンでは良いスコアを取れなかった学生は、最後のチャンスくらいの意気込みで冬インターンに臨んでください。
サマーインターンで良いスコアが取れた学生は、最難関と言われている外資系企業の本選考にエントリーして、使い回せるかどうかを確認しましょう。
- ゴールドマンサックス
- ボストンコンサルティンググループ
このような企業のボーダーラインは非常に高いため、選考を通過できれば就活本番では自信を持って使い回すことができますよ。
練習・踏み台企業のおすすめ5選
ここからは、インターン、就活本番でテストセンターを採用している企業を紹介していきます。
志望企業の受験前にテストセンターの練習として検討してみてはどうでしょうか。
リクルート系
テストセンター・SPIはリクルートが開発した試験になります。
リクルートキャリア、リクルートホールディングス等、関連企業ではテストセンターを採用しているので、練習台として受験してみてください。
しかも、リクルート系企業ではエントリーシートを提出しなくても、テストセンターを受けられるのが魅力的です。
総合商社
就活生に人気な総合商社もテストセンターを採用しています。
選考通過に必要なボーダーラインは外資系企業と同じくらい高いです。
とくに、伊藤忠商事のボーダーラインは就活企業で最難関ともいわれています。
しかし、商社は専攻時期が遅いので他企業の練習台としては不向きです。
どちらかといえば、リクルート・外資系企業で練習を行い総合商社を本命とする作戦の方がいいのではないでしょうか。
旭硝子
旭硝子もテストセンターを採用しています。
日系企業の中ではボーダーラインが高めであるため、使い回すかどうかの基準にしたい企業です。
野村総合研究所(NRI)
野村総研もボーダーが高いといわれる企業です。本選考だけでなく、インターン選考も通過が難しいと言われています。
また、インターンは夏、冬の両方で実施しています。
各インターンでは複数タームの応募がありますので、忘れずにエントリーしておきたいです。
外資系企業
テストセンターの最難関と言えば、以下の外資系企業です。
- ボストンコンサルティンググループ
- ゴールドマンサックス
本選考の時期は日系企業の冬インターンと同じくらいです。
外資系のテストセンターに通過できれば、自信を持って使い回すことができます。
まとめ
今回は忙しい理系院生向けのテストセンター対策をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。是非参考にしてみてください。
M1インターンの早い時期から対策しておくことが、就活本番で内定を獲得する重要なポイントです。