大学院は無駄なのかな…
進学したけどやめておけばよかった…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は大学院は無駄なのかについての情報をご紹介します。
大学院は無駄?やめておけばよかった?
結論から言いますと、大学院進学が無駄になるかは進路によって変わります。
研究者を目指すなら院進学は必要ですし、そうでなければ不要といえます。

研究者に大学院進学が必要な理由
将来、研究者として働く際に大学院進学が有利な理由をご説明します。
- 学位が取れるから
- 関係者とのコネを作れるから
- 研究者の基礎を学べるから
学位が取れるから
研究者で働くには学位が必要です。
企業の研究職に就くにも、大学のアカデミックに残る場合にも有効です。
学卒で研究職はほぼ不可能といえるので、学位を目的に院進学はありだと思います。

関係者とのコネを作れるから
研究者として生活するには関係者とのコネが大切です。
大学院の頃から学会に参加して積極的に顔を広げておきましょう。
また、共同研究のテーマに取り組んだり、海外への留学を通してコネを作るのもおすすめです。

研究者の基礎を学べるから
大学院では研究者の基礎として大切なことを学べます。
- 論文の読み方
- 実験の進め方
- 研究費の取り方
これらの内容を院生で身に付けておけば、将来的にも必ず役立ちます。
また、研究は必ずしも順調に進むとは限りません。
不調なときのメンタルの立て直し方も経験しておくと、将来に活きるはずです。

進学後に院がキツイと感じたとき
こんなはずじゃなかった…と大学院進学後に後悔するかもしれません。
そんなときは、以下のことを考えてみてください。
- 院進学のメリットを洗い出す
- うつにならないのが最優先
- 逃げるのも選択肢のひとつ
院進学のメリットを洗い出す
修士がスタートしていれば、研究を2年間行って無事に卒業するのが最優先です。
研究者以外の進路を目指すなら修士はマストではないですが、メリットもたくさんあります。
- 就活で有利
- モラトリアムの延長
- 研究に専念できる
自分で大学院進学の目標を再確認して、有意義に過ごしましょう。

うつにならないのが最優先
大学院がキツイ場合はうつ病にならないのを最優先にしてください。
大切なのは一人で悩まないことです。
親や友達、先輩後輩、誰でも良いので悩みを聞いてくれる人を探しましょう。
同じ環境で生活している研究室メンバーに相談してみるのも有効だと思います。
逃げるのも選択肢のひとつ
大学院生は良くも悪くも研究室生活が主体となります。
限られた範囲の中で生活していると今の環境が全てと考えがちですが、全然そんなことはありません。
所属研究室が合わないのであれば、研究室を変えることもできるって知っていますか。
今の環境がすべてじゃないし、逃げるのも選択肢のひとつとして持つようにしましょう。
まとめ
今回は大学進学を無駄なのかについての情報をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。ぜひ参考にしてもらえると幸いです。
