就活で共同研究先へのコネ就職は有利になるが、ブラックになりがちな話

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大学の研究室には無数の研究テーマがあります。

今回は、研究テーマの1つである共同研究を選択することが、理系学生の就活に与えるメリット・デメリットを紹介します。また、共同研究の経験を就活でアピールする方法も教えます。

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共同研究とは?

研究室には大きく分けて2種類のテーマがあります。

研究室に代々引き継がれているテーマ

専攻・研究室によりますが、研究室テーマの約80%が代々引き継がれています。テーマの内容は教授の専門分野に関するものがほとんどです。

引き継がれているテーマの課題や問題点の一部を、研究室に所属する学生が2年、3年かけて解決し、次の世代に引き継ぎをします。

このテーマの場合、既存の実験装置の使用や参考文献が多数あるといった特徴があります。

テーマごとに企業と組んで研究に取り組む共同研究

研究室テーマの約20%が企業との共同研究です。こちらは、テーマごとに企業が決まるため、1つの研究室が常に同じテーマに取り組んでいることは稀です。企業はお金の負担だけでなく、研究員を常駐させることもあります。

※共同研究先は、企業だけでなく研究機関もありますが、今回は分かりやすいように企業としています。

共同研究では、研究室の所属学生1人と1つの企業が組んで行うため、新しい装置の開発や新規テーマの担当をすることもあります。

共同研究は就活でアピールすると有利になるの?

理系学生が共同研究を就活でアピールすると、有利になる理由を4つ紹介します。

1.共同研究先に就職できる

共同研究の1番のメリットは、共同研究先に就職できる可能性があることです。もちろん、企業と研究室とのつながりの強さによって、実現可能性は大きく変わります。

企業にとっては、特定分野で実績のある研究室に所属していた学生を採用することは、一本釣りそのものです。共同研究先との進捗報告会などで、お偉い方(部門長など)に気に入ってもらうことが重要です。

教授推薦と呼ばれるものに似ており、ESや面接も形だけということもあります。

2.チームで取り組んだエピソードができる

共同研究の場合、教授や研究室所属の学生だけでなく、企業の社員と一緒に研究をすることがほとんどです。進捗報告やディスカッションも頻繁にあります。

就活のエピソードとして、年齢が離れた人と一緒に作業をすることは、重要な経験です。「コミュニケーションの取り方」や「わからないことの聞き方」など、チームでの取り組みを通して学ぶことは数多いです。

3.企業で働くことの理解が深まる

学部生・大学院生は忙しいといいつつも、自分の裁量で研究に取り組めます。企業で働く場合は、そうはいかず、予想外のトラブル対応などに追われることもよくあります。

共同研究では、企業と多くの接点をもつことになるため、「働くとは?」、「社会人とは?」といったことを身をもって感じられるはずです。

4.研究テーマの背景が明確

企業は常に利益を出すことが求めらます。このため、共同研究のテーマを決めるときにも、「〇〇の問題を解決するため」、「××の製品に応用する技術開発のため」といった明確な目的があります。

このことは、理系学生にとっては非常にありがたいです。卒論・修論における研究テーマの背景を作ることが楽になるからです。

共同研究はブラックになりがち

理系学生にとって、共同研究はよいことばかりではありません。私の経験ですが、代々引き継がれているテーマと比べて、共同研究はハードになることが多いです。その理由を2点、紹介します。

共同研究先に成果が求められる

企業は共同研究の結果を出して、自社の利益を増加させる必要があります。一方、大学の研究は、教授の方針にもよりますが、基礎研究も行われるため利益追求型ではないことが多いです。

共同研究先との進捗報告・ディスカッションが多いことの逆を言えば、それだけ成果が求められるということです。

研究は非常にハードでブラックになることもありますが、半強制的に成果が出ます。このため、「就活で話す研究内容のネタがない」、「修論発表の内容が無い」ということは避けられるはずです。

学会発表・論文投稿ができないことも

共同研究先の企業が、学会発表や論文投稿を許可しないこともあります。これは、共同研究のテーマが、個別商品に関係する場合や、特許技術が絡む場合に起こり得ます。

「学会発表で海外に行きたい」とか、「奨学金の免除を狙いたい」といった学生は要注意です。

共同研究をアピールするには?

就活の皆さん、「就活で共同研究をアピールするのに役立つ無料マニュアル」があるって知っていますか。

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ぜひ利用してみてください。

まとめ

理系学生にとって、共同研究のテーマは就活に有利になるが、研究生活はブラックになりがちなことを説明しました。共同研究のメリット・デメリットを理解した上で、テーマ選択を行うことが大切です。

・就活と研究を両立するためには?
理系学生が上手に就活と研究を両立させる方法を教えます

・理系学生が就活で研究をアピールすためには?
理系の強みを就活でアピールするための5つの能力

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