卒論の背景ってどれくらい書けばいいのかな…
序論の具体例を知りたい…
卒論・修論の作成するときにこんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は卒論・修論の「はじめに・序論・緒言・背景」の書き方を紹介します。
この方法を知っていれば卒論・修論の文字数稼ぎにも応用できます。
卒論・修論の「緒言」「はじめに」「背景」とは？
まず、卒論・修論の構成内容をご説明します。理系学生の実験系をイメージしています。
- はじめに
- 実験方法
- 実験結果
- 考察
- 結論
- 謝辞
論文の第1章として作成する「はじめに」の役割は、論文の背景説明と第2章以降のつなぎです。
「はじめに」を「緒言」「序論」と表すこともありますが内容は同じです。
「はじめに」の構成内容と書き方
「はじめに」を書くときは以下の2ステップに分けるのが大切です。
- 研究の背景
- 研究の目的
背景を作成するには、類似研究の文献調査を行います。
過去の研究内容を理解し、自分の研究の立ち位置を説明してください。
他人の卒論・修論を読んでみると、研究背景はデータの引用⇒説明⇒課題の抽出という流れになっています。
また、卒論の提出条件に文字数がある場合には、「はじめに」で文字数を稼ぐことができます。
ここからはどんなデータを引用すれば、簡単に文字数稼ぎができるかを紹介します。
「緒言」の文字数とは？
卒論は20,000文字、修論は40,000文字がひとつの目安とされています。
全体の構成として「はじめに」は10%～15％の分量を想定してください。
- 卒論：2,000～3,000字
- 修論：4,000～6,000字
グラフや表を多用すれば、10～20ページは簡単に書けると思います。
文字数稼ぎの方法：統計データの使用
「はじめに」の引用には、世界・日本の統計データを使うのがおすすめです。
どんな論文背景にも使えるくらい汎用性は高いです。
今回は「〇〇白書」というデータ集から2つオススメを紹介します。
世界人口白書
1つ目は世界人口白書。
『国連人口基金東京事務所』のサイトから『出版物』⇒『世界人口白書』タブをクリックすると閲覧できます。
世界人口白書には人口問題に関係するさまざまな課題がまとまっています。
〇国別の人口指標
〇地域別の人口指標
最近では、人口数だけでなく、女性の地位、若者問題、人口移動などのテーマも扱っています。
エネルギー白書
2つめはエネルギー白書。
これには、日本および世界のエネルギーに関するデータが年度ごとにまとまっています。
例えば、原油価格の推移、日本の火力発電の割合、世界の太陽光発電の割合など。
世界経済やエネルギー関連の卒論・修論は多いですので、使い勝手の良い統計データです。
下の画像は世界のエネルギー消費量の推移の地域別割合のグラフです。どこの地域が増加傾向にあるのかも一瞬でわかります。
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大学生、大学院生のみなさん、Prime studentというサービスを知っていますか。
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- Amazon prime：年会費4,900円
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正規会員と比較すると、Student会員の年会費は約半額です。
Prime studentの会員特典とは？
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私が学生の頃、参考書を急に購入したいことが何度もありました。
その都度、お急ぎ便(360円)を使っていたら結構な金額になっていたはずですが、Prime studentのおかげで助かりました。
会員期間は？
Prime studentは在学中に入会すると、卒業後も4年間は学生価格(年2,480円)が適用されます。
学部4年生で会員登録をすると、社会人2年目まで学生会員価格を続けることができます。
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無料体験の流れとしては、まず会員登録をしてもらって、その後の半年間はタダでPrime studentの特典を利用できます。
半年経過以降も継続する場合は、その時点で年会費を支払います。
もちろん無料体験後に退会するときにはお金は必要ありません。
会員登録するか悩んでいる学生は、無料体験を行ってから再度続けるかを決めても遅くないですよ。
学生だけの特権なのだから、使い倒しちゃってください！
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まとめ
今回は卒論・修論の「はじめに」の書き方をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。
卒論・修論の文字数稼ぎにも利用できる章なので、是非参考にしてもらえると幸いです。