学歴ロンダに失敗したらどうしよう…
院試落ちたときの選択肢を知りたい…
こんな悩みを持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は外部の院試に落ちて学歴ロンダに失敗した時の選択肢をご紹介します。
学歴ロンダリングの難易度
- レベルの高い環境で研究したい
- 学費の安い国立大学院に行きたい
外部大学院を目指すときにはこんなモチベーションがあると思います。
基本的には院試の難易度は大学受験と比べたら低くなりますが、不合格になる人も必ずいます。
こんなはずじゃなかった…と院試が終わった後に落ち込まないためにも、失敗したときの選択肢は知っておきましょう。
学歴ロンダリングに落ちたときの選択肢
学歴ロンダに失敗したときの進路は大きく2つに分けられます。
- 就職する
- 大学院に進学する
それぞれの選択肢の詳細をご説明します。

学卒での就活(秋就活)
学歴ロンダに失敗したときの選択肢として最有力なのは学卒で就活することです。
新卒の就活は6月から面接が始まります。なので院試不合格が発表される8月末では、第1巡目の採用は終わっています。
ただし、エントリー企業が全落ちの学生、院試不合格の学生、を狙った第2巡目の採用も夏以降にスタートします。
理系学生であれば大企業の技術職から内定を取ることも可能です。
もし、学歴ロンダに失敗してしまったら、気持ちを切り替えて学卒での秋就活をするのがおすすめです。
とはいっても、秋就活は採用枠が少なく時間との勝負になります。
就活に不慣れな学生が一人で企業研究を進めるのは時間がもったいないです。
そんなときは、プロフィールを入力するだけで大手企業から採用のオファーが届く就活ツール『Offer Box』を利用してみて下さい。
既卒での就活(数年後)
新卒就活をしないで大学を3月に卒業し、既卒で就職するプランもあります。
メリットは『自分の好きな時期から働けること』です。
例えば、こんな選択肢が考えられます。
- 長期インターンに参加した企業に就職
- ワーキングホリデーに参加した企業に就職
- 語学留学を経験した後に就職
とはいっても、多くの企業では新卒一括採用をしており既卒枠は狭き門です。
また、採用数は景気にも左右されます。
新卒時は売り手であったとしても、卒業後数年経過すると景気が落ち込み、採用ルートが絞られる心配もあります。
以上のことから、学歴ロンダ失敗で既卒就活に切り替えるのはあまりおすすめできません。
公務員試験
大学を卒業した後に、学卒として翌夏の公務員試験を受験する進路もあります。
院試不合格が発表される時期には公務員試験も終わっているため、受験タイミングは翌夏になります。
丸1年の勉強期間があれば、ゼロからのスタートでも公務員試験に合格できるはずです。
研究活動を行いながらも公務員テストの勉強も進めて下さい。
この進路を選択すると翌夏の公務員試験後は約半年フリーになります。
旅行に行くのもよし、バイトするのもよし、就職が決まっているので安心して半年遊べます。

院試再受験(秋試験)
院試の受験シーズンは夏が一般的ですが、実は、秋頃に院試を実施する大学院があるのを知ってますか。
奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)という大学院に特化した教育機関では秋にも院試を実施しています。
学歴ロンダに失敗した後でもスケジュール的には受験可能です。
NAISTの院試についてはこちらの記事でまとめています。

日本全国には秋に院試を行う大学院もあるので是非調べてみてください。
院試留年
院試不合格の選択肢として留年を選ぶのは止めた方がいいです。
勉強時間が増えて再度院試を受けても、不合格になる可能性があります。
2回目の不合格の後に、学卒の資格を持っていないと就職に切り替えることもできません。
このような最悪の事態にならないためにも、留年するのではなく大学卒業後に研究生として院浪し、再度院試を受けるのはどうでしょうか。
まとめ
今回は学歴ロンダに失敗したときの選択肢をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。是非参考にしてもらえると幸いです。