研究の成果が出なくてどうしよう…
進捗や結果がなくて不安…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は研究の成果が出ないときの対処法をご紹介します。
研究の成果が出ない/進捗がない原因
研究の成果が出ないときや進捗がないときの原因をご説明します。
- 作業量が少ない
- 周囲にアドバイスを求めない
作業量が少ない
研究成果が出ない原因としては、作業量が少ないことが考えられます。
- 論文の読み込みが少ない
- 実験回数が少ない
研究成果は発想力に左右されることもありますが、作業量でのカバーも可能です。
地道にコツコツと研究を進める学生であれば、学会発表や論文投稿できる成果を出せるはずです。
周囲にアドバイスを求めない
自分の殻に閉じこもって他人の意見を聞かない姿勢では研究は進みません。
研究室には教授や先輩がいるはずなので、アドバイスには耳を傾けるようにしましょう。
打ち合わせでボロボロに言われることもありますが、まずは他人の意見を受け入れることが大切です。
研究の成果が出ない/進捗がないときの対策
ここからは大学院での研究成果が出ないときの対策をご紹介します。
- 生活スタイルを見直して研究室に顔を出す
- 積極的に質問する
- 完璧を目指さない
- 作業前に結果を予測する
- 自動化を行う
- 優先順位を決める
生活スタイルを見直して研究室に顔を出す
研究をうまく進めるには研究室の人間関係も重要です。
円滑なコミュニケーションがあれば、相談や質問にも応じてくれるはずです。
意識的に生活スタイルを見直して、研究室メンバーが多い時間帯には研究室に顔を出すようにしましょう。
積極的に質問する
研究を成功させるためには、積極的に質問することも大切なポイントです。
ただし、必ず自分で考えた上で相談をして、丸投げしないように注意してください。
完璧を目指さない
完璧を目指さずに手を動かすことも重要です。
実験や解析方法が完璧ではなくても、とりあえず先に進めるようにしましょう。
細かいことを気にするといつまで経っても動けないので、50%くらいで前に進む気持ちが大切です。
まずは作業を進めて、大筋が見えてきたら軌道修正すれば大丈夫です。
作業前に結果を予測する
研究を行うときには適当に作業を進めるのは止めましょう。
なんとなく研究している気にはなりますが、得られたデータを良い成果に結びつけるのは難しくなるからです。
作業を行う前には目的をはっきりさせて結果を予測するのが大切です。
- どんなデータが欲しいか
- 何のための実験なのか
もちろん予想通りの結果が得られるとは限りませんが、狙った条件で作業することで考察を立てやすくなります。
自動化を行う
研究解析やデータ整理の自動化により時間を節約するのも大切です。
繰り返し作業を手作業で続けるのは大変なので、PythonやVBAの導入を検討してみてください。
最初は面倒だと思いますが、自動化ツールは一度作ってしまえば、その後の作業が非常に楽になります。
優先順位を決める
限られた時間で研究成果を出すには優先順位を決めるようにしてください。
たとえば、文献調査だけを進めても実験しなければ、自分の成果はひとつも出ません。
また、実験回数が多くても結果の考察や分析をしなければ、論文投稿や学会発表にはつながりません。
研究では目的を持って優先度の高い作業から取り組むようにしましょう。
まとめ
今回は研究成果がでないときの対策をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。ぜひ参考にしてもらえると幸いです。