B4学生が研究室に来ないんだけど…
研究室の同期が来ないし、来なくなる人が多い…
B4で研究室に行きたくないときは…
大学生の中にはこんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回はB4が研究室に来ないときの情報をご紹介します。
B4が研究室に来なくなるデメリット
B4が研究室に来なくなってしまうと、どんなデメリットがあるのでしょうか。
研究室運営への悪影響を2つご紹介します。
研究成果が出なくなる
教授が研究を進めるには、学生が手を動かして作業しなければいけません。
例えば、毎年B4が2名配属される研究室では2テーマを同時に進められます。
一方、1人が研究室に来なくなると、片方のテーマの進捗はストップしてしまいます。
学部生とはいえ、研究室メンバーの不足は研究成果が出なくなることに直結しています。
ブラック研究室との噂が立つ
毎年B4が研究室に来なくなる研究室は、下級生の間でも噂になっています。
〇〇研究室はブラック研究室らしい…
ブラック研究室の評判が出ると、志望する学生の数は一気に減ります。
1つ目のデメリットで紹介したように、学生数が減ると研究成果の進捗も悪くなります。
また、ブラック研究室の噂が一度立ってしまうとかき消すことは相当難しいです。
B4が研究室に来ない原因
B4学生が研究室に来なくなることが研究室運営に与える影響をご紹介しました。
つぎに、B4が研究室に来なくなると思われる原因を3つご説明します。
ブラック研究室だと判明した
B4が来なくなるのは、想像していた研究室生活とのギャップが大きく、ブラック研究室だと判明した時です。
多くの大学では配属前に研究室見学を行います。
研究室見学での教授や研究室メンバーの説明内容と実情が異なっていませんか。
たとえば、
- コアタイム無と言ったのに9時に登校が必要…
- 土日も研究室に来ないといけない…
などです。
覚悟の上で厳しい研究室を選択したなら問題ありませんが、拘束の少ない研究室の希望者にとっては耐えられないと思います。
研究室見学などの外部説明の際には話を盛り過ぎず、実情を話すことが大切になります。
研究室メンバーと上手くいかない
教授や同級生、先輩学生との人間関係が上手くいかずに、研究室をドロップアウトする学生もいます。
理不尽なことを強いられたり、指導が放置気味など、状況は色々考えられます。
また、一度研究室に来なくなると、そのまま不登校になり、最終的には卒業に必要な単位が無いため、中退することが多いです。
卒業できない学生が多い研究室は、まずは人間関係を良好にする方法を検討してください。
研究以外にやりたいことを見つけた
学生が研究以外にやりたいことを発見し、没頭した結果、研究室に来なくなることもあります。
起業を目指すような志が高い学生に多く見られます。
このパターンでは研究室運営には問題はないため、特別な対策はできません。
研究室にB4が来なくなるのを防ぐには?
配属された学生には充実した研究室生活を送ってほしいですよね。
B4学生が気軽に研究室に来れる方法を3つご説明します。
研究室全員でサポートする
教授・先輩学生はB4学生を全力でサポートしてください。
部活やサークル活動の経験が無い学生にとっては、研究室配属で初めて組織に所属します。
上下関係や組織ルールなど、わからないことばかりで相当ストレスも溜まるはずです。
後輩が過ごしやすい環境をつくることも研究室運営にとっては大切といえます。
B4が顔を出しやすい雰囲気を作る
研究室の雰囲気が暗くて活気がない…こんな研究室もあるのではないでしょうか。
学生同士が挨拶をしない研究室では雰囲気も悪くなってしまいます。
不安を多く抱えているB4が研究室に行きやすい雰囲気をつくることも大切です。
研究以外に力を注ぐことを応援する
研究室に配属されたら研究に専念することは大切です。
とはいっても、全員が同じモチベーションで研究に取り組むのは不可能です。
- アルバイトを掛け持ちしている
- 部活動に所属している
- ハマっている趣味がある
学生が抱える状況は様々です。
研究以外に力を注ぐことにも寛容な雰囲気を持っている研究室では、B4学生が来なくなるということは考えづらいです。
まとめ
今回はB4学生が研究室に来なくなる原因と対策をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。是非参考にしてもらえると幸いです。