学校推薦ってなんだろう…
自由応募のメリットを知りたい…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は理系就活の学校推薦と自由応募のメリット、デメリットをご説明します。
理系就活の推薦応募とは?
最近の就活では推薦応募でも普通に落ちます。
推薦応募だから安心ということは全くないので注意してください。
推薦応募の仕組みについては、大学や専攻ごとに独自システムがあります。
このため、全ての学生が同じ条件ではありませんが、一般的な流れはこんな感じです。
- 企業が大学に推薦応募の求人を出す
- 大学が推薦応募に値する学生を選抜する
- 大学発行の推薦状を持って、企業の選考を受ける
- 企業が学生の選考を行い、内々定を出す
次に、推薦応募のメリット・デメリットについて説明します。
学生側・企業側のそれぞれについてまとめています。
推薦応募のメリット(学生側)
推薦応募の最大のメリットは、選考フローが短くなり、就活が短期化することです。
専攻や企業にもよりますが、面接回数が1回だけで、内々定が出る企業もたくさんあります。
推薦応募を使うことで、就活の難易度を大幅に下げることができます。
同じ企業の就活難易度を、理系職(推薦応募)と事務職(自由応募)で比較した場合、理系職の方が圧倒的に受かりやすいです。
推薦応募のデメリット
推薦応募のデメリットは、内々定が出ると必ずその企業に就職しなければいけないことです。
推薦応募の企業が第二志望以下の場合、
- 妥協して推薦応募の企業に就職するか
- そもそも推薦を取得しないか
の2つのパターンを選ぶ必要があります。
推薦応募のメリット(企業側)
企業側のメリットは、学生側のデメリットとほぼ同じです。
推薦応募で内々定をした学生は絶対に辞退できないので、一定の採用人数を確保することができます。
新卒採用が100人以上の大企業では、数%の学生が内々定を辞退すると、採用人数が大きく変わります。
大学毎に採用人数を決定できることも、企業側の推薦応募メリットです。
○○大学は3人で、××大学は5人で、というように大学名で採用できるため、採用計画を立てやすくなります。
理系就活の自由応募とは?
理系学生は推薦応募を使わずに、自由応募で就活することもできます。
この場合は、文系学生と同じように、ESやテスト、面接複数回の選考を突破すれば内々定を取れます。
自由応募のメリット
最大のメリットは、自分の好きなように就活できることです。
複数企業から内々定を得ることや、内々定の辞退も可能です。
自由応募のデメリット
選考フローが長くなり、就活が長期化することがデメリットです。
周りの学生が推薦応募で就活が終わっても、自由応募での就活は続けなければなりません。
推薦応募の求人がある企業に自由応募で受けることは可能ですが、内々定の見込みは低いです。
というのも、推薦応募で人数確定した後の微調整として、自由応募の選考を行うからです。
ほとんどの企業では追加調節の必要がないため、自由応募での選考はほぼ受かりません。
まとめ
今回は理系の推薦応募と自由応募の情報をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。ぜひ参考にしてもらえると幸いです。