理系の文系就職はもったいないの…
後悔することってあるのかな…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は理系の文系就職に関する情報をご紹介します。
理系の文系・文転就職はもったいないの?
結論から言いますと、理系の文系就職はもったいないと言われますがそんなことはありません。
実際にはたくさんのメリットがあります。
- 就職の選択肢が増える
- 生活の視野が広がる
- 重宝される人材になる
就職の選択肢が増える
文系就職することで専門分野以外の道も開けるので選択肢が広がります。
理系就職を選ぶと、どうしても自分の専門に近い会社だけを受けることになってしまいます。
選択肢が広がって、業界や職種を関係なく就活できるのはメリットだと思います。
本当に自分の専門分野を極めるべきか…と悩んでいる人は文系就職がおすすめです。
生活の視野が広がる
文系就職を考え始めると日常生活の視野が広がります。
- 分野問わずに色々な企業をみる
- 経済やマーケティングに興味を持つ
- インターンでは異なるバックグラウンドの人に会う
研究だけでは見えなかった部分への理解がどんどん深まります。
就活を通して視野を広げることはきっと将来の役にも立つはずです。
重宝される人材になる
理系が文系就職すると思った以上に歓迎されます。
- 専門知識が役に立つ
- 論理的思考力がある
- パソコンなどのIT知識が豊富
例えば、自動車メーカーへコンサルする場合、エンジンの研究をしていた人であればその知識が役に立ちます。
もちろん研究活動で身に付けた論理的思考力はどんな職種でも重宝されます。
また、学会や論文執筆でパワポやエクセルを使うため、文系学生よりもITスキルは高めのことが多いです。
理系の文系就職でもったいないと後悔する場合は?
理系の文系就職にもデメリットがあります。
- 選考フローが長い
- 研究とは別の能力が必要
- 就職難易度が高い
まず、選考フローが長いことについては、理系就活であるような推薦制度は使えません。
文系就職では研究能力が直結することはほぼ無いので、研究以外の別の能力で勝負することが必要です。
また、どんな分野の学生でも応募できるため文系就職は募集人数が少なく難易度が高くなります。
理系の文系就職で後悔しないためにやること
ここまで文系就職のメリットや注意点をご紹介しました。
それを踏まえて文系就職するときに後悔しないための方法をご説明します。
- 研究分野が好きかどうか
- それはなぜなのか
- 自分に合っている環境を探す
研究が好きかどうか
まずは研究が好きかどうかを考えて下さい。
これに『Yes』と答えられない人は文系就職の方が良いかもしれません。
理系職では自分の専門を変えることは少ないため、好きではないモノをずっと続けるのは正直大変です。

それはなぜなのかを考える
続いて『研究が好きかどうかを』の理由を考えて下さい。
今の研究や専門分野が好きな人は、その理由はなんでしょうか。
- 純粋に研究が楽しいから
- 研究室のメンバーが楽しいから
- 楽な研究室にいるから
研究が楽しいとか、研究好きな人とウマが合うとかの理由であればOKです。
ですが、楽な研究室という理由では研究職に就くのは止めた方が良いです。
逆に、『研究が嫌い』という人も理由を考えて下さい。
- 研究が面白くないから
- 研究室のメンバーがつまらないから
- ブラック研究室だから
研究そのものが向いていないのであれば、研究職を諦めても後悔はしないです。
ですが、ブラック研究室にいることで研究が嫌いになっているなら、研究職を諦めない方が良いかもしれません。
自分に合っている環境を探す
最後に、自分が合っている環境や職種を探していきます。
研究自体が面白くないのであれば、どんな時に楽しいのか、どういう人といるのが楽しいのかを考えて下さい。
その先に自分にぴったりな職種があるはずです。
理系の文系就職で後悔しないためには自己分析
ここまで理系が文系就職を選ぶときに後悔しないステップをご紹介しました。
一連の流れは自己分析そのものです。
就職で大切なのは自分が何をやりたいかを理解する『自己分析』です。
これを適切に行うことで、自分にがあった働き方や業界が明らかになってきます。
まとめ
今回は理系の文系就職に関する情報をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。ぜひ参考にしてもらえると幸いです。