卒論や修論は出せばなんとかなるし勝ちなの…
審査に落ちることはあるのかな…
卒論の不合格基準を知りたい…
修士論文の不合格割合はどれくらい…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は卒論・修論の合格基準についてご説明します。
卒論・修論は出せばなんとかなる?通らない不合格基準は?
結論から言いますと、卒論や修論には明確な基準があるのでそれを超えれば合格です。
しかし、通らないボーダーもあるので卒論・修論が不合格になるパターンを2つご説明します。
提出物が期限までに用意できない
期限までに提出物を準備できないと、容赦なく不合格になります。
論文合格に必要なのは締め切りを守ることです。
学生がやるべきことは以下の2つです。
- 製本した論文
- 15分程度の発表
大学や学科によって『論文提出』『発表』の順番は異なります。
論文の質が低く審査が通らない
不合格パターンの2つ目は、論文の完成度が低く審査に通らないことです。
とはいっても、学部生の卒業論文で完成度が低いため不合格というのは聞いたことがありません。
期日内に提出すれば合格というのが普通です。
また、修論は主査と副査から審査されるので1人だけがNGを出す可能性は低いです。
論文提出や発表後の修正事項はありますが、なんだかんだ言っても合格を出してくれます。
一方、博士論文になると一気に難易度が上がります。
毎年、何人もの学生が博士論文審査が通らずに苦労しています。
学内の教授からの審査だけでなく、論文投稿数や学会発表などの外部機関での成果も求められるからです。
卒論・修論が不合格だと内定取消になるの?
論文不合格だと内定取り消しになるのかな…気になる方もいると思います。
結論から申し上げますと、内定取消は確実です。
というのも、就活では卒業や修了見込みで内定を取っており、論文不合格になると卒業要件を満たさないからです。
卒論や修論を確実に合格する方法
内定取消を防ぐためにも卒論・修論では絶対に合格しなければなりません。
合格するために必要なことを3つご説明します。
指導教員と良好な関係を築く
1番大切なのは指導教員との関係性です。
複数の教授が論文審査するときは『主査』『副査』に分かれますが、『主査』は指導教員が担当します。
最終的には『主査』が合否判断をするため、指導教員とは良好な関係性が求められます。
厳しい教授だったとしても、学生が日頃から努力している姿をみていれば不合格は出しづらいはずです。
友人同士で情報交換をする
提出期限を守るためにも友人同士の情報交換は大切にしてください。
自分だけではうっかり忘れてしまうかもしれません。
特に、修論では提出期限が複数あることが多いです。
- 中間発表
- 論文要項提出
- 最終発表
- 論文提出
友人と情報交換していれば、締切を守るためのリマインドにもなります。
めちゃくちゃでも出してみる
最低限の提出物さえクリアしていれば審査の土俵に上がれます。
論文の完成度は高いのが望ましいですが、期限を守ることが最優先です。
どうしても間に合わないという学生は、取り敢えず提出するのを目標にしてください。
審査ではボコボコに指摘されますが、きちんと修正すれば合格をもらえるはずです。
まとめ
今回は卒論・修論が不合格になると内定取消になるかをご紹介しました。
いかがだったでしょうか。是非参考にしてもらえると幸いです。