教授との相性が悪くて不安…
研究室に行きたくないんだけど…
理系学生の中にはこんな不安を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は研究室生活でも大切な教授との上手な付き合い方をご紹介します。
教授との相性が合わない理由
せっかく研究室に所属しても、指導教員と上手くいかないこともあると思います。
まずはそんな時に考えて欲しい2つの原因をご説明します。
学生側に問題がある
誰にでも性格が合わない人っていると思います。
ただ、明らかな嫌悪感を出していなければ意外と上手くいくこともあります。
研究室では構造上、教授がトップです。
学生側に歩み寄る気持ちがあれば、多少性格が合わなくても円滑な研究室生活を送れるのではないでしょうか。
まずは、ご自分の態度を振り返ってみて下さい。
研究テーマが難しすぎる
報告会などで研究の進捗が無いと、教授から悪い評価をもらってしまいます。
マイナス評価も稀になら問題ありませんが、毎回続くと関係性が少しずつ悪くなります。
自分の中では真面目に取り組んでいても、結果が出ないということもあります。
優秀な先輩達が取り組んできたテーマだとしたら、凡人が努力しても簡単には成果は出ません。
誰よりも長時間研究しているのに、良い結果が出ずに苦労していることもあるのではないでしょうか。
そんなときは自分の能力を受け入れて指導教員と相談するのが有効な方法です。
研究テーマが難しすぎるため、テーマ変更も視野に入れてみると良いです。
教授との関係を良好にするには?
教授との関係性が悪くなる理由をご紹介しましたが、良好な関係を保っている学生もたくさんいます。
院生時代に私も心掛けていた方法を2つご説明します。
アドバイスや助言は素直に受け入れる
研究室では教授の考えに従い、アドバイスや助言は素直に受け入れることが大切です。
配属直後の学生は、年齢的にも未熟であり、研究分野では素人同然なのだから、まずは意見を聞き入れるようにしてください。
最初から自分の意見を頑固に押し通そうとするのは、おすすめできません。
教えてもらった研究の方向性に進みながら、+αでオリジナルの発見ができると価値の高い研究になるはずです。
報告・連絡・相談はこまめに行う
トラブルがあったのに全然報告しない…こんな状況は絶対に避けてください。
学生側から行動を起こさないと、研究が順調に進んでいると思われてしまいます。
まずは、自分で考えて解決する方法を検討するのが大切ですが、本当に困ったときは助けを求めるようにしましょう。
教授たちもきっと力になってくれるはずです。
教授・准教授の人柄とは
大学の教授って気難しい…と思ったことはありませんか。
世界でも通用する最先端の研究に携わっている人なのだから、クセがある人が多いのも事実です。
研究の進めやすさは教授の人柄によっても左右されますので、教授によく見られるタイプを2つご紹介します。
また、教授の雰囲気を知るためには事前の研究室訪問がおすすめです。

放置気味な指導タイプ
まずは学生の指導にあまり興味がないタイプです。
学生側から行動を起こさないと研究テーマすら決まらないこともあります。
研究室にはコアタイムも無く、拘束時間も短いので自由度は高いです。
自分で考えて行動を起こせる学生にとってはぴったりだと思います。
ただ、受け身の学生だと研究が進まない状態で時間ばかり経過してしまいます。
卒論直前になっても全然結果が無くて、卒論不合格という可能性もあります。
細かな指導タイプ
大学教員の中にはキメ細かな指導を好む人もいます。
手取り足取り教えてくれるのは良いですが、求める基準が高くなりがちです。
学生が要求に応えるためには長時間研究を続ける必要があり、結果としてブラック研究室になることもあります。
このタイプの教授が指導教員だと、成果が出ずに卒業できないかも…という心配はありません。
ただ、ハードワーク過ぎて疲れてしまう可能性もあるので注意してください。
まとめ
今回は研究室の教授と上手くやるための方法をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。是非参考にしてもらえると幸いです。