編入試験の経済数学ってどう勉強すればいいのかな…
おすすめ参考書を知りたい…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は編入試験の経済数学対策としておすすめの参考書・問題集をご紹介します。
編入試験の経済数学とは
経済学部、経営学部での編入試験では、専門科目・英語の他に数学が必要な大学があります。
従来は数学は選択科目でしたが、最近は数学を必須科目とする大学が増えています。
特に、東北大学・神戸大学の編入試験では毎年難易度の高い数学が出題されるため、十分な対策が必要になります。
編入試験の経済数学の出題分野をご説明します。
- 高校数学
- 微分
- 積分
- 線形代数
高得点を獲得するには、高校数学から出題される簡単な問題を確実に正解すること大切です。

経済数学のおすすめ参考書
ここからは経済数学対策のおすすめ参考書と問題集をご紹介します。
高校数学の総復習
編入数学では大学低学年の履修範囲からも出題されます。
とはいっても、いきなり大学数学を勉強しても理解が追い付かず効率が悪いです。
編入受験生の中には高校時代に数学が苦手だった人もいるはずです。まずは以下2冊の本で高校数学の復習から始めて下さい。
経済数学入門 初歩から一歩ずつ
数学の基本から学習するための入門書です。
2次関数等の基礎的な内容でも丁寧な解説があるため、数学が苦手な人にはピッタリの一冊です。
経済学で出る数学: 高校数学からきちんと攻める
高校数学全範囲+αが一冊にまとまっている良書で、編入数学の参考書としては一番おすすめできます。
マクロ経済・ミクロ経済を勉強するときの数学的な基礎知識もカバーしています。
編入試験対策として、全科目の中で最初に取り組んで欲しいです。

大学数学のおすすめ参考書
マセマシリーズ:微分・積分・線形代数
大学数学を勉強するときにはマセマキャンパスシリーズがおすすめです。
おすすめポイントはこちらです。
- 1冊2,000円程度
- レイアウトが見やすい
- 出版時期が新しい
大学の参考書の中には出版年が古くレイアウトが見づらいものが多数あります。
一方、マセマキャンパスシリーズは随時改訂版が出ているので最近のトレンドも網羅しています。
しかも、1冊2,000円程度なのでコストパフォーマンスにも優れています。
マセマキャンパスシリーズでは『微分』『積分』『線形代数』の単元毎に参考書が出ているので、全種類購入して一気に対策するのがおすすめです。
大学数学のおすすめ問題集
マセマ演習シリーズ:微分・積分・線形代数
既に紹介した「マセマシリーズ」の問題集です。
編入数学対策は「マセマシリーズ」で統一して勉強すると、同じ解き方でたくさんの問題数をこなせます。
編入数学徹底研究
編入試験の数学参考書としては一番おすすめです。
地方国立大学から旧帝大まで難易度を問わずに、全受験生向けの参考書といえます。
工学部や理学部の編入数学にも使える問題集なので、本書をマスターできれば数学の完成度は相当高くなります。

まとめ
今回は編入試験の経済数学対策としておすすめの参考書と問題集をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。是非参考にしてもらえると幸いです。