大学院は何年通うと学位なのかな…
何歳までいられるの…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は大学院の学位について、年齢と合わせてご紹介します。
大学院の学位とは?何年通うの?
大学院の学位には以下の3種類があります。
- 修士課程
- 博士課程
- 専門職学位課程
修士課程
修士課程は学部を卒業した人が進むことができ、期間は2年です。
学部と同じように、修了には単位認定が必要なので座学の講義を受けます。
とはいっても、研究活動が中心なので講義の負担はそれほど大きくはありません。
博士課程
修士課程の後に、博士課程に3年通うことで博士号を取得できます。
しかし、3年は最速での卒業なので、成果が出なければ、4年、5年とかかることもあります。
高度な専門性を身に付けられますが、社会に出るのもそれだけ遅くなるので進学前には十分検討してください。
専門職学位課程
専門職学位の期間は2年です。
- 会計学
- 経営学
- 技術経営
など高度な専門性が必要となる分野での学位です。
この過程を卒業すると、専門職学位を取得でき、これは修士の学位と同等になります。
ただし、法科大学院のみは専門職学位を取るために3年通う必要があるので注意してください。
大学院を卒業するのは何歳?
大学院に進学したときの卒業年齢は下記の通りです。
- 修士課程:24歳
- 博士課程:27歳
- 専門職学位課程:24歳
いずれも浪人、留年無しの最速パターンになります。
進学を目指す際には、卒業時の年齢も考慮して検討するようにしましょう。
また、医学・歯学・薬学のような6年生の大学では+2歳の計算が必要です。
大学院には何年いられる?何留まで?
結論から言いますと、修士は6年、博士は9年まで大学にいられます。
というのも、在学期間は標準在学期間の2倍までだからです。
そして、休学期間も標準在学期間と同じ期間が認められています。
合計すると、修士と博士ではそれぞれ以下の期間、大学に在籍できます。
修士:在学2年+留年2年+休学2年=6年まで
博士:在学3年+留年3年+休学3年=9年まで
まとめ
今回は大学院には何年通うのか、そしていつまでいられるかをご紹介しました。
いかがだったでしょうか。ぜひ参考にしてもらえると幸いです。