学部同様、大学院でも修了に必要な単位数があります。
講義に加えて、インターンシップや就活、もちろん研究も同時並行して進めなければいけません。
個人差はあるけど、大学院生はかなり忙しいと思います。
今回は、大学院の講義に関して、必要な単位数や評価方法をご紹介します。
大学院の講義は難しいのか?
所属の大学院・専攻・コースによっても違いますが、ぶっちゃけ学部よりは楽です!
特に、理系学部生は「座学」「学生実験」の同時作業を乗り越えてきたので、そう思うのかもしれません。
また、大学院は2年間で卒業単位の講義を取る必要があるので、学校側も採点が甘いのかもしれません。
講義の忙しさというよりも、本業である修士研究に労力を割かれてしまいます。
大学院の講義の評価方法
学部の講義同様に、「レポート」「テスト」「出席のみ」の3パターンで評価されます。
レポートによる評価
- 毎回の講義でレポート提出
- 中間・期末レポートだけ提出
単位取得のためにレポートを作成するので、ある程度の時間を確保しなければいけません。
ただ、レポートによる採点では、落第点を取りにくいため単位はとりやすいです。
4月や10月に講義の時間割を組むときには、レポート採点による講義は確実に合格点を取れるので確保しておきたいですね。
テストによる評価
テストの点数で講義の合否が決まるパターンです。
担当教員によっては、出席を必要としないこともあります。
テストさえ高得点を取ることができれば、単位はとれます。ただ、テストで失敗してしまうと単位はとれません。
2年間しかない修士では、できるだけ単位は落とさないことが重要です。
修士課程の後半は、就活や研究活動で忙しくなってしまいます。
なので、テストの点数だけで合否を決める講義はできる限り、避けた方がよいと思います。
出席のみで評価
講義に出席していることが評価対象になるパターンです。
授業中に小テストが出題されることもあります。
ただ、講義中以外にはレポートを作成したり、テスト勉強をする必要がないので、非常に楽です。
このタイプの講義は絶対に受けることをおすすめします。
大学院の講義で忙しい時期とは?
修士1年の夏にはインターンシップに参加して、その後は本格的に就活が始まります。
就活終了後は、修論作成に追われます。
大学院の忙しさは大体こんな感じです。なので、卒業に必要な講義は修士1年の夏までに取得することがベストです。
もちろん、それ以外の時期でも単位はとれます。
ただ、「就活の面接にかぶる」「修論作成で忙しい」「一緒に受ける友人が少ない」など、デメリットの方が多いと思います。
大学院卒業に必要な単位数は?
所属大学やコースによって違いますが、30単位前後です。
講義の単位に加えて、修士研究の合格をもらうことができれば、卒業要件を満たします。
なお、大学院によっては、インターンシップ参加で単位認定が可能になります。
事前に申請が必要なため、確認しておくことをおすすめします。
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まとめ
今回は大学院の講義のむずかしさ、卒業に必要な単位数をご紹介しました。
これから講義の予定を組まれるときには、是非参考にしてみてください。