論文のフォント字体や書体は何がいいのかな…
数字は全角・半角のどちらがいいの…
行間や余白はどれくらい…
大学生や大学院生の中にはこんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は卒論・修論を書く時に役立つフォーマットをご紹介します。
卒論・修論・論文のフォントサイズ
フォントは『MS 明朝』『Times New Roman 』
論文のフォントはどれを使えばいいのかな…こんな疑問もあると思います。
メイリオ・ゴシック体など、色々な種類があって悩んでいる学生は以下を使うのがおすすめです。
- 日本語:MS明朝
- 英数字:Times New Roman
どちらも見やすくて使用頻度が高いフォントです。
もちろん、ゼミや研究室ごとにフォント指定があるときには従ってください。
ワードの文字サイズは10.5Pt
ワードの文字サイズは10.5ポイントが一般的とされます。
章・節・項を目立たせる場合には、本文よりも少し大きいフォントを使ってください。
- 章:18ポイント
- 節:14ポイント
- 項:12ポイント
この辺りがバランスが良いフォントサイズになります。
余白や行数
紙面の余白、行数については以下の設定がおすすめです。
- 余白:上下左右とも25mm
- 行数:40字×40行
章・節・項の書き方
論文を見やすくするためには、章・節・項の書き方を統一するのが大切です。
〇パターン1
第1章、第1節、第1項
〇パターン2
1章、1節、1項
〇パターン3
1、1-1、1-1-1
〇パターン4
1、1,1、1,1,1
どのパターンを選んでも大差はありません。
こだわりが無いようであればパターン1を選んでおきましょう。
数字は全角/半角どちらが正しいの?
論文を書くときに全角と半角のどちらで書けばよいかって迷うこともあると思います。
結論から申し上げますと、数字・アルファベットは半角で統一してください。
半角で統一感を出すのが大切
ほとんどの論文は横書きで作成するはずなので、数字やアルファベットは半角で書いてください。
全角で書くのも間違いではありませんが、見栄えが良くありません。
最悪なのは全角と半角が混ざっていて統一感が無い文章です。
文字入力の時に全角半角の切り替えがメンドクサイと思ったら、論文完成前に全角⇒半角に一括で変換する方法がおすすめです。
これはWordの標準機能である置換を使います。
『Ctrl + H』を押して『全角数字⇒半角数字』を入力すれば一気に変換することができます。
また、縦書きで論文を作成することもあると思います。
縦書き文章の数字は漢数字で表記するのが慣例なので注意してください。
まとめ
今回は卒論や修論を書く時のフォーマットについてご紹介しました。
いかがだったでしょうか。是非参考にしてもらえると幸いです。