院試の英語試験って事前にtoeicが必要なの?
大学院入試のtoeicはいつまでに受けるのかな?
大学院入試のTOEICについてはこんな疑問を持つ人が多いと思います。
今回は2024年の院試(2025年4月入学)に必要なTOEICの目安点数と、有効期限、対策方法をご紹介します。
院試の基準となるTOEICスコア、換算方法、TOEFLとの違いも解説します。
TOEICスコアの結果が願書の提出に間に合わない…なんてもったいないです。
TOEICは院試に必要なのか?
ほとんどの大学院入試では英語試験の代わりとして、TOEICスコアシートを提出します。
学部の英語授業でTOEICを受けた方はスコアを使い回せますが、未受験の方はTOEICを受けなければいけません。
ただし、大学院によっては『TOEFLスコアのみ対応している』『試験当日にTOEIC-PBT(団体受験)を受ける』こともあります。
事前に募集要項をチェックしておきましょう。
院試で必要なTOEICスコアの目安は?
院試で求められる英語力としてTOEICは何点くらいとればいいのか…と疑問に思う方もいると思います。
TOEICスコアの目安としては、学部の英語授業の単位互換がTOEIC730点以上で可能なことから、730点以上は高得点といえます。
実際の院試では、TOEIC平均点は600点くらいかと思います。
院試は数学や専門科目も含めた総合得点で判断されますが、英語が苦手で院試で足を引っ張りそう…と心配する学生もいるのではないでしょうか。
TOEIC学習には「スタディサプリ」がおすすめです。1日あたりたったの83円でTOEIC対策ができます。
院試受験にTOEICが間に合わない?
TOEICは受験日からスコアシートが手元に届くまでに、約1ヶ月かかります。
院試ではスコアシートを願書と同封して郵送する必要があるため、願書の締め切りから1週間前までには書類を準備しなければいけません。
逆算すると、受験日から5週間の余裕をみておく必要があります。
実際のTOEICスケジュールと照らし合わせて、いつまでに受験すれば間に合うかを検討していきます。
2024年のTOEIC日程
2025年入学予定の学生が受けるTOEICの日程はこちらです。
申込日:2024年2月9日~2024年3月14日
試験日:2024年4月21日
認定証発行:2024年5月10日
申込日:2024年3月14日~2024年4月12日
試験日:2024年5月26日
認定証発行:2024年6月13日
申込日:2024年3月28日~2024年4月26日
試験日:2024年6月8日
認定証発行:2024年6月27日
申込日:2024年4月15日~2024年5月15日
試験日:2024年6月23日
認定証発行:2024年7月12日
申込日:2024年5月7日~2024年6月5日
試験日:2024年7月13日
認定証発行:2024年8月1日
申込日:2024年5月17日~2024年6月18日
試験日:2024年7月28日
認定証発行:2024年8月15日
申込日:2024年6月20日~2024年7月16日
試験日:2024年8月25日
認定証発行:2024年9月13日
申込日:2024年7月12日~2024年8月6日
試験日:2024年9月14日
認定証発行:2024年10月3日
申込日:2024年7月26日~2024年8月19日
試験日:2024年9月29日
認定証発行:2024年10月17日
夏に実施される院試の願書提出は6月末~7月末くらいです。
5週間の余裕を見ると、5月実施までにベストスコアを取得すれば願書受付に間に合います。
6月実施は大学によっては願書受付に間に合わない可能性があるので注意しましょう。
TOEICは複数回受験することで、自分の得意・不得意や出題傾向を把握できます。時間に余裕がある方は3月から受け始めて下さい。
ちなみに院試推薦を狙う学生は、TOEICスコアの提出時期が早い可能性もあります。事前に情報収集しておきましょう。
参考 院試の推薦は落ちるのか?基準GPAや成績、推薦書の必要性を解説!
TOEIC、TOEFLのどちらを受けるべきか
大学院によっては「TOEIC」「TOEFL」のどちらのスコアシートを出しても、英語試験として扱ってくれることがあります。
受験生はどちらを受けたほうがオトクなんでしょうか。
大学院入試の英語試験のパターン
英語試験の扱いは各大学によって異なりますが4パターンをご紹介します。
- TOEICのスコアシート提出
- TOEFL-IBTのスコアシート提出
- TOEFL-PBTのスコアシート提出
- 試験当日にTOEFL-ITPを受験
TOEFL-IBTとは一般的なTOEFLのことです。ライティングとスピーキングを含むため難易度は相当高いです。
受験料も高いため院試向けに個人で負担するのは厳しそうです。TOEFL-IBTは留学用に受験する人がほとんどです。
また、TOEFL-PBTとはペーパー型の試験です。最近は実施されていないので、院試受験生には無関係といえます。
さいごに、TOEFL-ITPとは、団体受験のことで会場は大学になります。
形式はTOEIC同様に、リーディングとリスニングですが、難易度はTOEICよりも高いです。
以上をまとめると、院試の英語試験では迷うことなくTOEICを受けることをおすすめします。
※TOEICスコアシートが認められない場合のみ、TOEFLを受けましょう。
TOEICとTOEFLの換算方法
TOEICとTOEFL-PBTの換算はこちらの式から可能です。是非参考にしてみてください。
TOEIC点数を就活でも使うためには?
せっかく院試でTOEICを受験するのだから、できれば有効活用したいですよね。
今回は少し気が早いですが、2年先の就活でも使いまわすことができる方法を紹介します。
TOEICの有効期限に注意
院試でTOEICスコアを提出するときは、必ず募集要項に〇〇年△△月以降に受験したスコアのみ有効と記載があります。
一般的には、院試からさかのぼって「2年以内のスコアのみ」使えます。
一方、就活の場合は「TOEIC受験後2年以内のスコアが望ましい」というのが現実です。
募集要項にはっきりと書いてあるわけではないので、古いスコアでも英語力のアピールは可能です。
3年前のスコアでも、面接官に「TOEIC受験したのが結構前だけど、何で最近は受けていないの?」と聞かれてる程度なので、大丈夫です。
まとめ
今回は院試用のTOEICスコアの目安と有効期限について紹介しました。
いかがだったでしょうか。ぜひ参考にしてもらえると幸いです。