院試の推薦のメリットってなんだろう…
院試の内部の合格率を知りたい…
内部推薦、他大学推薦の成績ってどれくらい…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は院試推薦に必要な成績や合格率の情報をご紹介します。
大学院入試の院試推薦とは?
院試推薦とは、学部の成績優秀者が院試において筆記・面接試験を免除されることです。
なお、院試推薦を取ったときに優遇される内容は大学院によって変わります。
ここからは院試推薦を取るために必要な学業成績をご説明していきます。
大学院入試の推薦に必要なGPAは?
推薦者を選ぶときには学部3年までのGPAが評価対象になります。
成績の目安としては、
- GPA:3.5以上
- 成績:『秀』が85%以上
がひとつの基準です。
また、大学によって『学部』『学科』『コース』のどの集団から推薦者を選ぶかは違います。
成績上位者の5%~20%が推薦対象者になり、学部4年の5月くらいに発表されます。
推薦制度については大学の先輩に聞くのがおすすめなので、研究室見学のイベントで過去の情報を集めるようにしてください。
参考 大学院研究室訪問/見学での質問例とは?服装・時期・持ち物も紹介!
院試推薦(学内推薦)は落ちる?合格率は?
結論から言いますと、院試で学内推薦を取れば合格率は相当高いといえます。
とはいっても、絶対に合格というわけではないので注意が必要です。
特に、内部推薦と他大学推薦とで合格率は違ってきます。
内部推薦は落ちる可能性は低い
内部進学で院試推薦を取れれば合格率はほぼ100%です。
推薦のメリットを活かして筆記試験を通過できれば、院試合格はあっという間です。
面接試験の担当者も知り合いの教授が行うため、以下の頻出質問の対策を行えばリラックスして臨めるはずです。
- 大学院入学の目的
- 大学院で取り組みたい研究
- 卒業研究のテーマ
面接試験の詳細はこちらの記事でまとめています。
参考 院試の面接対策とは?面接時間・事前準備・服装のポイントを紹介!
他大学の推薦は合格率低め
他大学の院試推薦を受けるときには合格率は100%というわけにはいきません。
というのも、違う大学の学部に所属していると成績評価の基準も異なるため、純粋にGPAだけの比較が難しいからです。
このため、願書に添付の研究計画が厳しく評価されたり、面接で難しい質問を聞かれる可能性があります。
また、面接試験も慣れない環境下で受けるため、想像以上に緊張するかもしれません。
院試推薦で面接に落ちてしまったら?
院試推薦のおかげで筆記試験は通過しても、面接で落ちてしまえば院試不合格にになります。
そんなときには以下の選択肢を検討してみてください。
- 秋就活
- 他大学院の冬院試
- 院試浪人
不合格後は落ち込むと思いますが、できるだけ早く行動した方が選択肢も多くあります。
関連図書
まとめ
今回は院試推薦の流れと合格率をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。ぜひ参考にしてもらえると幸いです。