ブラック研究室の見分け方を知りたい…
脱出方法は中退しかないの…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回はブラック研究室の見分け方と特徴をご紹介します。
ブラック研究室の見分け方:あるあるとは?
ブラック研究室には似たような特徴があります。
このため、事前に知っておけば、ブラック研究室を避けて研究室を選ぶことができます。
今回は以下8つをご紹介します。
- 学生の数が少ない
- 卒業生の進路をチェック
- 博士学生がいるか
- 教授の人間性が破綻
- 研究業績や発表論文がない
- 就職実績が悪い
- 学生間で悪い噂が流れている
- 平日夜間や土日に電気がついている
学生の数が少ない
学生が少ない研究室はブラックの可能性があります。
特にB4の人数が少ない研究室は要注意です。
B4は自由に研究室を選べるのに、人数が少ないのは何らかの避けられている理由があるからです。
卒業生の進路をチェック
研究室メンバーの卒業後の進路はホームページで確認するのも大切です。
特にB4と比べてM1が極端に少ない場合は注意してください。
学部の研究室がブラックだったため、逃げ出すように研究室を変えた学生がいるかもしれません。
ただし、研究室メンバーの過去の在籍情報は公開されていないこともあります。
もし学部3年生であれば来年に備えて、現在の研究室メンバーをチェックしておきましょう。
博士学生がいるか
博士学生が在籍しているかも見分けるポイントになります。
普通の研究室であれば日本人の博士学生が何人かは在籍しているものです。
しかし、ブラック研究室の場合、わざわざ博士課程に進学しようと思う人も少ないのは当然です。
また、情報が得やすい日本人博士がいない代わりに、博士学生を留学生で補っている研究室もあるので注意してください。

教授の人間性が破綻
教授の人間性が破綻していると高い確率でブラック研究室です。
チェックポイントとしては、
- 学生の相談にのってくれない
- メールを送っても返信がこない
- 研究室見学の対応をしてくれない
などがあります。
研究室を選ぶときにはこの辺りは確認しておきましょう。
研究業績や発表論文がない
研究業績や発表論文は研究室のホームページで公開されていることが多いです。
ブラック研究室の見分け方としては、学生の研究業績が載っているかを確認してください。
というのも、酷い研究室では学生が教授の雑用をさせられて、研究業績を出せないことがあるからです。
就職実績が悪い
ブラック研究室では就職実績が悪いこともあります。
というのも、就職活動を自由にさせてもらえない可能性があるからです。
研究ばかりでまともに就活の時間が無い場合もあるので注意してください。
研究室の就職実績については、大学の就職課に行けば教えてもらえます。
また、ホームページで公開している研究室も中にはあります。
学生間で悪い噂が流れている
意外と信憑性が高いのは学生間で悪い噂が流れていないかということです。
サークルや部活の先輩から情報を得るのがおすすめです。
ブラック研究室はネタ的な要素にもなりやすく、色々な噂が出回りやすいので情報を集めしょう。
平日夜間や土日に電気がついている
研究室の不夜城チェックも重要です。
平日深夜や土日に電気が付いているかは確認しておいて損はありません。
学生室入口に在籍表を掲示している研究室もありますので、平日夜間や土日の状況を見ておきましょう。
化学や生物専攻で実験系のテーマの学生は、休日も研究室にいることが多いです。
ブラック研究室の脱出方法
ブラック研究室に入ってしまったときの対処法をご紹介します。
研究室変更
研究室選びが大切なのは当然ですが、本当にヤバイ時には研究室の変更も可能です。
- 指導教員が教育を放棄している
- アカハラされている
- メンタルが不調である
このような場合は大学内の事務局担当に連絡し、研究室変更を検討してください。
ただし、研究室を変更すると指導教員も変わるため、研究はゼロからスタートになります。
途中から新しいテーマに取り組むような感じなので相当大変といえます。

中退や休学
せっかく大学院に入学したのだから、大変なことがあってもどうにか修了して欲しいです。
とはいっても、ブラック研究室でどうしようもなければ、大学院中退も人生の選択肢の1つです。
また、大学院を辞める前に休学するのも有効な選択肢といえます。
閉ざされた研究環境から一時的に離れると気分も変わるかもしれません。

まとめ
ブラック研究室の見分け方をご説明しました。
いかがだったでしょうかぜひ参考にしてもらえると幸いです。