就活失敗したら奨学金はどうなるの…
返還を待ってもらうのはできるのかな…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は就活に失敗したときの奨学金返済についてご紹介します。
就活に失敗したら奨学金はどうなる?
結論から言いますと、就活に失敗した場合は申請すれば奨学金の返還猶予をしてもらえる可能性があります。
ただし、奨学金総額の返還義務が無くなるわけではないので注意してください。
また、日本学生支援機構の審査により承認されない場合は、当初の予定どおりに返還義務が発生します。

奨学金の返還猶予とは?
返還が難しくなった場合の対応方法は以下2つです。
- 月々の返還額を少なくする
- 返還を待ってもらう
月々の返還額を少なくする
毎月の返還額を少なくして返還期間を延長する方法です。
1回の申請で適用期間は12ヶ月、最長15年まで延長することができます。

返還を待ってもらう
就活失敗により経済的な問題が生じた場合は、返還期限の猶予を申請できます。
そのような状態になったら、延滞前に速やかに手続きを行うようにしましょう。
というのも、無断で返還金を延滞すると利息相当の延滞金が課されるからです。
また、申請が受理されたとしても、返還終了の期間が延期されるだけで返還総額が免除されるわけではないので注意してください。

就活に失敗したら奨学金の見直しが必要
就活が上手くいかなかった場合、就職浪人を選ぶ人もいると思います。
そのようなときは、今後の奨学金プランの見直しが大切なので対策を2つご説明します。
- 大学の授業料免除制度
- アルバイトで資金調達
大学の授業料免除制度
就活に失敗してしまったら、なんとかしてお金を調達しなければいけません。
まずは大学の授業料免除制度が適用になるかを確認してください。
卒業単位を取り終わっていれば、休学手続きにより授業料免除ができるかもしれません。
大学に支払う学費を減らすことでお金を工面しましょう。
アルバイトで資金調達
就職時期が遅れるのであれば、その期間はアルバイトで資金調達が可能です。
学生の頃からお金を貯めておけば、社会人になった後の負担を減らすことができます。
まとめ
今回は就活に失敗してしまったときの奨学金情報をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。ぜひ参考にしてもらえると幸いです。