奨学金は就活でアピールできるの…
面接では有利になるのかな…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は奨学金は就活で有利になるかどうかをご紹介します。
奨学金は就活でアピールするべき?
結論から言いますと、就活では奨学金について積極的にアピールするべきではありません。
というのも、奨学金ネタは学業の話につながりますが、評価は成績証明書で十分だからです。
限られた時間であえて成績についてアピールするのは得策ではありません。

就活では奨学金が不利になるの?
また、奨学金が原因で就活が不利になることもありません。
たくさん借りると返済は大変になりますが、就活への影響はないです。
自分から企業に伝えない限りは、奨学金情報を知られることもありません。
就活内定に奨学金が影響する場合
奨学金が就活にプラスに働く場合があります。
それは、返還不要の奨学金をもらっている企業に就活するパターンです。
企業からの奨学金で返還不要の種類は以下2つです。
- 入社して数年働くのが返還不要の条件
- 返還不要の条件なし
返還不要の条件付き奨学金
在学中は貸与奨学金として受け取りますが、入社して数年働けば貸与金額の返還が不要になります。
また、対象者の選考時期は下記のとおりです。
- 大学3年:2~3月
- 修士1年:2~3月
学生の就活時期と同じタイミングで奨学金対象者も選ばれます。
企業も慈善事業で奨学金を配るわけではないので、優秀な学生を奨学金とセットで早めに囲い込むための戦略です。
このため、奨学金の採用と就活内定はセットで行われると思ってください。

完全給付型の奨学金
こちらの奨学金は返還不要の給付型です。
採用されるには『家計の年収』『大学の成績』などが細かくチェックされます。
- 学内選考
- 書類選考
- 面接
- 採用
という流れで完全給付型の奨学金の対象者は決まります。
最も大変なのは最初の学内選考です。
GPAは上位10%以内が最低条件となり、それ以外の項目と合わせて評価されます。
書類選考では推薦書や研究計画書の提出が必要な場合もあるので、研究室の教授との良好な関係も重要になります。
また、定期的な報告を企業と行うため、インターンや特別枠に招待されることがあります。
入社は奨学金の条件ではないですが、就活にプラスの影響が出ることは間違いないです。
まとめ
今回は奨学金が就活に有利になるのかをご紹介しました。
いかがだったでしょうか。ぜひ参考にしてもらえると幸いです。