大学4年の冬休みはいつからいつまでなの…
大学院生の年末年始を知りたい…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は大学院生や大学生向けに冬休み期間をご紹介します。
全学年共通の冬休み
冬休みを迎える前に絶対に把握してほしいのが、毎年必ず休みになる日程です。
学部3年~修士2年の学生にとって、共通の休み期間は「年末年始」と「共通テスト休み」です。
この2つは必ずとれる休みなので、事前に予定を入れておいても大丈夫。
年末年始
研究室に所属しているかどうかにかかわらず、年末年始は大学が休みになります。
12月30日~1月3日くらいまで。この時期の休みは、ほとんどの学生が帰省に使っているはずです。
共通テスト(センター試験)休み
忘れてはならないのが「共通テスト(センター試験)休み」です。
「共通テスト前日」と「共通テスト実施日」は、試験会場の大学では完全に入講禁止です。
ほとんどの大学は試験会場になってるので、この休みは有効活用しましょう。
※共通テストの日程は「1月13日以降の最初の土日」です。このため、共通テスト前日は必ず金曜日となり、平日休みが手に入ります。
それでは、次に各学年ごとの冬休み期間と、おすすめの過ごし方を紹介します。
学部3年の冬休み:12月25日~1月6日
学部3年の冬休み期間は、大学の授業が休みの期間を参考にしています。
もちろん講義の日程によって多少変化はします。
中距離の旅行
冬休み期間は2週間程度しかないので、長期旅行は難しいですね。
しかも、年末年始は帰省の予定があるので、実質の冬休みは「年末の数日」か「年始の数日」となります。
長期旅行は難しいけど、1泊2日の旅行程度ならいけるはずです。
アルバイト
冬休み、特に年末年始は正社員が休みになるので、学生のアルバイトは稼ぎどころです。
年賀状関係のバイトや、カウントダウンライブのバイトなど、この時期ならではのアルバイトもおすすめです。
テスト勉強
学部3年生では、卒業に必要な単位取得のために授業を取っている人がほとんどです。
冬休み明けには、すぐ試験期間が始まります。
年末からずっと勉強する必要はもちろんありませんが、年始に数日程度はテスト勉強したほうがいいかもしれません。
学部4年の冬休み:ほとんどない
残念ながら学部4年生の冬休みはほとんどありません。
おそらく、卒業研究を完成させるために必死に研究をしている時期です。
卒論発表が3月の大学では、時間的な余裕はありますが、院試勉強をしていた学部生はほとんど研究が進んでいないはずです。
冬休み期間にがっつり研究を進めておけば、年明け以降の卒論作成時期が楽に過ごせるはずです。
修士1年の冬休み:就活次第
修士1年の場合、「冬のインターンシップ」「中間発表」があるかどうかで冬休みの忙しさが変わってきます。
冬インターンシップ
ここ数年で実施する企業が多くなったのが、冬インターンシップです。
夏と比較して数日~数週間と短期間ですが、就活開始時期が近いため、学生のレベルも高く選考突破は難しいです。
冬インターンシップにも参加するメリットはたくさんあるはずなので、エントリーすることをおすすめします。
中間発表
大学・専攻によっては、1月中旬に「修士の中間発表」が実施されます。
その場合には、冬休み期間にデータの取得・解析まで終わらせておくことが求められるので、かなり忙しくなるはずです。
年明け以降は、スライド作成やポスター作成に時間を取られていしまいます。
修士2年の冬休み:ほとんどない
修士2年の場合、学部4年生と同様に、残念ながら冬休みはほとんどありません。
年末年始に数日程度あればよい方です。
修論発表や修論提出は、早くて1月下旬、遅くて2月中旬なので、冬休みが終わったら修論作成のラストスパートの時期になります。
かなり研究の進捗が出ていて、余裕がある学生以外、修士2年の冬休みを満喫するのは難しいかもしれません。
まとめ
今回は理系学部生と理系大学院生の冬休み期間と、過ごし方を紹介しました。
冬休みは期間も短く、卒論・修論など、やることが多い時期なので、春休み・夏休みと比べると物足りないかもしれません。