国家公務員の試験スケジュールを知りたい…
官庁訪問っていつやるの…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は国家公務員試験の受験生向けに試験スケジュールをご紹介します。
国家公務員試験のスケジュールが分かりにくい理由
他の試験と比べて国家公務員試験のスケジュールが分かりにくいのは、国家公務員試験と官庁訪問の実施機関が異なるからです。
- 国家公務員試験:人事院
- 官庁訪問:各省庁
採用されるには両方の試験に合格する必要がありますが、実施時期が微妙に異なります。
また、情報収集するときにホームページを閲覧しますが、両機関の情報を確認するのも分かりにくい理由の1つです。
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採用までのステップ
ここからは採用ステップをご説明します。
理系院生の試験区分は『総合職院卒の技術区分』と『一般職大卒の技術区分』です。
総合職院卒技術区分の場合
- 受験申込
- 一次試験
- 官庁個別業務説明会
- 二次試験
- 政策課題討議試験・人物試験
- 最終合格発表
- 官庁訪問予約
- 官庁訪問第1クール
- 官庁訪問第2クール
- 官庁訪問第3クール
- 官庁訪問第4クール
- 内々定
既にご紹介したように、国家公務員試験で採用されるには人事院と各省庁の両機関での合格が必要です。
上記スケジュールでは、『受験申込』~『政策課題討議試験・人物試験』が人事院が主催の試験になります。
この試験に合格できると『最終合格』を貰うことができ、次のステップである各省庁が主催の官庁訪問に進むことができます。
人事院のテストに合格しても内々定ではないので注意してください。
一般職大卒技術区分の場合
- 受験申込
- 一次試験
- 官庁個別業務説明会
- 人物試験
- 官庁訪問予約
- 官庁訪問第1回目
- 官庁訪問第2回目
- 最終合格
- 内々定
基本的には総合職院卒技術区分と同じ流れになります。
採用試験の有効期限はあるの?
人事院主催の『最終合格』の有効期限は3年間です。
したがって、合格した年の翌年や翌々年に官庁訪問を実施することも可能です。
まとめ
今回は国家公務員試験のスケジュールをご紹介しました。
いかがだったでしょうか。是非参考にしてもらえると幸いです。