公務員と民間就職で悩んでいる…
試験対策せずに公務員試験に受かるかな…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は公務員試験と民間就活を並行して進めるときに、公務員試験対策に時間をかけずに受かる方法をご紹介します。
公務員試験と民間就活は併願できるの?
民間企業と公務員試験、どちらの試験を受けるかで悩む人も多いと思います。
採用スケジュール的には公務員と民間企業では被らないため、併願することは可能です。
ですが、公務員試験に合格するには予備校に通ったり、独学の場合でも膨大な勉強時間が必要になります。
このため、民間企業の就活対策に要する時間を考えると、公務員と民間就職の併願は現実的には難しい選択肢といえます。
民間企業と同タイプの採用試験を行う県庁・市役所がある
公務員と民間企業の併願が難しいのは、それぞれが別の採用試験を実施しており両方の対策に時間がかかるからです。
ですが、特定の自治体では民間企業と同タイプの採用試験を実施していることを知っていますか。
公務員の就職先としてこれらの自治体を選べば公務員試験対策に必要な時間も大幅に節約できます。
自治体にとってはこれまで公務員を考えていなかった民間志望の学生からの募集を増やすことにつながります。
試験内容としては民間企業と同じで以下のパターンが出題されます。
- SPI試験
- 面接試験
- エントリーシート
これらの試験科目であれば予備校に通うなどの特別な対策は不要なので、民間企業との併願も可能になります。
公務員試験対策に時間を使わずに公務員になる方法
ここからは公務試験対策の勉強をせずに公務員になる方法をご説明します。やるべきことは次の3つです。
- 自治体のホームページで採用方式を確認
- 面接試験対策
- 官庁訪問
自治体のホームページで採用方式を確認
まずは志望する県や市の採用ホームページを確認し、民間企業志望者向けの採用枠があるかを確認してください。
最近では、東京都、大阪府、京都府、神奈川県庁、長野県庁にて民間企業と同タイプの採用試験が行われています。
新方式試験、自己アピール試験、チャレンジ試験といった名称で実施されているので、まずは各自治体の採用ホームページを調べてみて下さい。
また、具体的な試験内容の記載が無い場合は一度電話して確認するのも手段のひとつです。
公務員試験では日程が被らなければ併願も可能なので、複数の自治体を受けると合格率も上がるはずです。
面接試験対策
自治体が決まったら募集要項で試験方法を確認してください。
筆記試験がSPIと同じであれば、公務員試験として特別な筆記対策は不要です。民間企業と同じやり方で対策してください。
公務員試験で他に点数差が付く項目としては面接試験があります。
面接の対策方法としては、受験予定の自治体の採用ホームページを見つけて、その自治体の問題点や今後の計画を検討してみてください。
そうすれば、興味を持った部署、取り組んでみたい仕事を、業務内容への理解につながるはずです。
自治体訪問
興味のある部署を見つけたら、理解を深めるためにも県庁や市役所を訪問するのがおすすめです。
面接で志望理由を聞かれたときに、各部署を実際に訪問して感じた印象の話をすればプラス評価がもらえるはずです。
積極的に行動して自分の視野を広げるようにしてください。
まとめ
今回は公務試験対策をせずに公務員になる方法をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。ぜひ参考にしてもらえると幸いです。