情報工学は就職強いのかな…
システム工学科の就職先を知りたい…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
世間的にもAIやビックデータの活用が期待されているため、情報工学専攻の学生は簡単に就職先が決まります。
今回はどの学部を受験するか悩んでいる高校生、入学後に学科を選択する大学生向けに情報工学科の就活情報をご紹介します。
工学部の就活勝ち組?情報工学専攻のメリット
『情報工学専攻』を『システム工学専攻』と呼ぶ大学もありますが、学習する分野は同じになります。
就職が強いと言われる『情報工学専攻』ですが、どのようなスキルが身に付くのでしょうか。
会社に依存しないスキルが身に付く
『プログラミング力』『英語力』のスキルが身に付きます。
というのも、情報工学専攻ではプログラミングの課題が出題される必修講義が多数あるからです。
また、英語の解説本やサイトを利用してプログラミングを勉強するため英語力も自然と鍛えられます。
『プログラミング力』『英語力』の2つは会社に依存しないポータブルスキルと呼ばれます。
ポータブルスキルは転職しても失われないので、若いときに身に付ければ一生役に立ちます。
このため、日本企業だけでなく外資系企業や海外で働くことも可能になります。
幅広い分野の知識が学べる
情報工学専攻で学習する分野は多岐に渡ります。
プログラミングの他にも、数理的な理論やネットワーク、ソフトウェア・ハードウェア等、幅広い分野の知識が学びます。
大学で学んだ幅広い知識によって、就職では様々な業界から重宝される人材と評価されます。
情報工学系を専攻した学生の人気就職先とは
既にご紹介したように、就活では情報工学を専攻していると有利にになります。
では実際にはどんな企業や業界に就職しているのでしょうか。
具体例を3つご紹介します。
IT業界
情報工学専攻の学生にとって一番人気なのはIT業界です。
プログラミングスキルを最大限生かした就職先といえます。
IT業界での職種としては『SE』『プログラマー』が主流です。
『SE』は顧客とコミュニケーションを取りながら課題を抽出し、解決策を提案します。
『プログラマー』は実際に自分で手を動かしてプログラムを作成する職種です。
両者を比較すると、SEが上流工程を担当するため高給取りになります。
一方、プログラマーは日々自分のスキルアップが望めるので、より会社に依存しないポータブルスキルが身に付きます。
メーカー
メーカーへ就職する情報系の学生も多くいます。
大学推薦を利用することで簡単に日系大企業(日立・NEC・パナソニック等)から内定をもらえます。
IT業界をソフト面とすると、メーカーはハード面を扱うことが多いです。

コンサル・公務員・文系就職
情報工学科の学生が文系就職することもできます。
理系学生の文系就職についてはこちらの記事を参考にしてください。
まとめ
今回は情報工学を専攻した時の就職先をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。是非参考にしてもらえると幸いです。