理想曲線は何がわかる評価方法?…
ブイキャットの合格ラインはどれくらいかな…
クレペリン検査とは違うのかな…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回はメンタルヘルスチェックに特化したV-CAT適性検査の対策方法をご紹介します。
V-CAT(SKK式適性テスト)の概要
V-CAT(SKK式適性検査)は『メンタルヘルス』『持ち味』を評価するテストです。
V-CATテストの試験科目と制限時間
試験科目は連続足し算の繰り返し作業です。
具体的には、1桁の数字が並んだ用紙の隣り合う数字を足し算してその答えの一の位を記入する作業を行います。
制限時間50分の間、このような単純作業を繰り返します。
簡単な1桁の足し算を行うことで、一定のストレスが与えられたときに、どのような反応を示すかを見ることができます。
V-CATの評価方法と平均点:合格ラインは?
単純計算の繰り返しは想像以上に大変です。
V-CATで高い評価を得るには、高い集中力を長時間維持することが大切です。
また、V-CATは『メンタルヘルス』『持ち味』の双方を測定するテストです。
評価は10段階で数値化され平均点は5点、合格ラインは企業毎に設定されます。
受験者を面接するときに見るべきチェック項目もリスト化されるので、V-CATの採用企業にとっては使い勝手の良いテストといえます。
V-CATはクレペリン検査と同じなの?
V-CATはクレペリンの応用系のテストで独自の解析手法を使っています。
従来型のクレペリン検査では、1分毎の作業量からメンタルヘルス状態を測定するためにコンピューター解析を行っています。
ですが、作業曲線や作業量は受験者の力の入れ具合で調整することが可能なため、正確に評価できていない場合もあります。
一方、V-CATでは『筆跡』『筆圧』『訂正箇所』などをアナログ的に人の目で評価します。
コンピューターを使わずに手作業で解析することによって、意図的な結果の改ざんを見抜ける検査といえます。
V-CATテストの対策方法
V-CATでは意図的な計算結果の操作はマイナス評価になるため、正直なところ特別な対策はありません。
基本的には以下2つに注意して準備することが大切です。
- 作業結果にムラが出ないようにする
- 暗算能力を磨いておく
作業量にムラが出ないようにする
簡単な足し算の繰り返し作業は想像以上に疲れます。
疲労とともに計算スピードが落ちるのはしょうがないですが、極端にやる気が無くなったり、作業量が上がるのは避けた方が良いです。
V-CAT対策では一定の集中力を長期間維持することが大切です。
計算間違いしないように暗算力を高める
1桁同士の簡単な足し算では計算間違いをしないようにして下さい。
普段暗算をする機会がないようであれば、事前に暗算力を高めるトレーニングをしておくのも重要です。
V-CATの評価項目には、計算結果の正確性も該当しますので計算ミスには注意してください。
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まとめ
今回はV-CAT(SKK式適性テスト)の試験概要と対策方法をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。ぜひ参考にしてもらえると幸いです。