理系技術職って田舎勤務なのかな…
東京で働くにはどこに就職したらいいかな…
理系学生の中にはこんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
理系の研究職や技術職の多数は工場がある地方や田舎に配属されます。
就職後に僻地勤務となりこんなはずじゃなかった…と後悔しても正直遅いです。
今回は勤務地を優先する就活生向けに理系が都会で働くメリット、実現方法を紹介します。
就活時点で勤務地の重要性を知るべき
ESや面接で必ず聞かれる「志望動機」。皆さんはどのように回答していますか。
- 仕事内容に興味がある
- 社員の人柄に惹かれている
他にも答えはたくさんあります。
- 給料が高い
- 休みが多い
- 勤務地が都会
多くの学生が重要視することですが、就活では本音と建前を理解するのが大切です。
もちろん、ESや面接で高評価となるのは最初に記載したような「業務・会社に関係する志望動機」です。
理系就活は地方・田舎勤務が多い
内定を獲得するのも大切ですが、一番は自分にぴったりな会社を選ぶことです。
メーカーの研究職や技術職の配属は、工場や研究所がある地方がほとんどです。
就職前に田舎勤務の心構えができていれば問題ありませんが、都会暮らしに慣れていると不便なこともたくさんあります。
理系就職すると田舎勤務の可能性が高いですが、職種・業界によっては都会で働くこともできます。
理系学生が東京で就職する方法
ここからは理系学生が都会で働くための方法を2つご紹介します。
ジョブマッチングによる職種別採用を利用
総合職技術系で採用されると、入社後に配属先・仕事内容が決まります。
一方、ジョブマッチングによる職種別採用では、採用時点で配属先・勤務地・仕事内容が決まります。
大企業では部門毎の縦割りで採用されることが多いです。
入社後の所属が決まり勤務地が確定しまうと、10年位は異動できないこともあります。
このため、入社タイミングでジョブマッチングを利用して勤務地を確定させるのはおすすめです。
勤務地が都会だけの企業を選択
2つ目は、都会に事業所・研究所・工場を持つ企業に就職する方法です。
事業所や研究所の場所については会社のホーム―ページで確認しましょう。
- IT
- コンサル
- 総合商社
- 外資系企業
- ベンチャー企業
このような企業・業界に就職できれば都会で働くことができます。
ただし、関連会社への出向、他企業との合併・買収の可能性もあるので、ずっと都会勤務になるのは難しいかもしれません。
また、就職四季報にも勤務地は載っていますが、これは新人の配属地なので注意してください。
勤務地が東京だけだと思っていたら、研修後に地方に配属が決まる可能性もあります。
都会で就職するメリット
ここからは都会で働くメリットをご説明します。
娯楽が多い
やはり都会は遊ぶところが多いです。学生時代の友人が近くにいれば定期的に会うこともできます。
また、社会人になってからも都会であれば、すぐに新しい交友関係を築けるはずです。
逆に、学生時代の友人もいない、家族も遠方に住んでいる、などが地方配属のデメリットです。
会社命令とはいえ何の縁もない地域で生活するのは大変だと思います。
都会で就職するデメリット
一方、都会で働くにはデメリットもあります。
生活費が高い
家賃だけでなく生活費がすべて高いです。福利厚生が充実している会社では、手当が出ることもありますが十分とは言えません。
家賃補助や住宅補助が出ない企業の場合、都会で一人暮らしをするのは正直大変です。
企業選びのポイントとして福利厚生は重要です。
労働時間が長くなりがち
交通の便が発達しているおかげで、深夜残業・早朝出勤が可能になるので労働時間が長めです。
メーカの本社業務は工場勤務と比較して、長時間労働の傾向が高いです。
というのも、工場ではシフト勤務で働く社員がいるため、労働時間に関しては相当シビアに取り組んでいるからです。
まとめ
今回は、理系学生が就活前に考えておくべき「勤務地」を紹介しました。
いかがだったでしょうか。仕事内容・給料以外にも会社を選ぶポイントはあるので、参考にしてみてください。