学生時代にたいしたことをしていなかったんだけど…
就活で話すエピソードがない…
こんな不安を持つ学生もいるのではないでしょうか。
今回は『たいしたことを経験していなくてどうしよう…』と悩む就活生向けに対策方法をご紹介します。
『たいした経験をしていない』と悩む心配はない
就活生が話すエピソードの中で人事担当者が『すごい!』と評価するのは、ほんの一部です。
普通の大学生であればこんな話をするのではないでしょうか。
- 部活やサークルでのリーダー経験
- アルバイトを通してお客さんに喜ばれた経験
- 塾バイトで学生の成績を上げた経験
- 留学をして視野を広げた経験
大多数の就活生が似たエピソードを話すため、採用担当者は「またこの話か…」と飽きているのが正直なところです。
とはいっても、普通の学生が「全国大会で優勝した」「起業に成功した」という特別な功績を出すのも難しいと思います。
『たいしたことのない経験』をどう伝えるか
就活で大切なのは『たいしたことない経験』をどう伝えるかということです。
話のテーマが同じであっても、経験した苦労や喜び、過程は人それぞれです。
伝え方を工夫せずにエピソードだけを情熱的に話しても、採用担当者には全く響きません。
経験ではなく個性を伝える
一般的に人事がプラス評価する要素を3つご紹介します。評価の高い順に並べています。
- 特別な功績(全国大会優勝など)
- 長く続けたこと
- 特徴、価値観、人柄
今までに『特別な功績』を残している、または『長く続けたこと』があるのであれば、是非アピールしてください。
たいした経験がない…という場合は、『特徴、価値観、人柄』を伝えることが高評価につながります。
幼少期から今までの経験を振り返ったときに何度も繰り返されているのが、あなた自身の特徴、価値観、人柄になります。
一度きりの成功体験ではなくて何度も繰り返されていることに注目してください。
企業が新入社員に求めることを考える
新入社員に求められる能力を検討し、採用担当者に伝えることも大切です。
- 相手の話を素直に聞く態度
- ルーティン作業を素早く正確に行う姿勢
入社時点では特別な能力がなくても上記の要素を持っていれば大丈夫です。
大切なのは今後の伸びしろを感じさせ、成長してくれる人材になれるかということです。
エピソードを話すときには、現在の自分を通して将来役に立つことを相手にイメージしてもらえるようにしてください。
まとめ
今回は『たいした経験をしていない…』という就活生向けの対策方法をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。是非参考にしてもらえると幸いです。