玉手箱の趣旨判定のコツや答え方を知りたい…
IMAGES形式の言語ってなんだろう…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は玉手箱の言語理解テストの対策方法をご紹介していきます。
玉手箱:言語理解テストの出題形式
玉手箱の言語テストでは以下3種類の中から1分野が出題されます。
- 論理的読解(GAB形式の言語)
- 趣旨判定(IMAGES形式の言語)
- 趣旨把握
趣旨把握は長文を読んで筆者の訴えに最も近いものを選ぶテストですが、近年の採用実績はほとんどありません。
このため、『論理的読解』と『趣旨判定』の2つに焦点を当てて対策すれば大丈夫です。
論理的読解は、ペーパーテストのGABの言語問題を参考に作られているので、GAB形式の言語と呼ばれることもあります。
同じ理由で、趣旨判定はIMAGESの言語が基になるのでIMAGES形式と言われます。
『論理的読解』の詳細はこちらの記事で紹介しているので、ここからは『趣旨判定』についてご説明します。
>> 玉手箱の言語『論理的に正しい・間違い・判断できない』対策方法は?
趣旨判定(IMAGES形式の言語)とは?
出題内容
長文を読んで設問が『筆者が一番訴えたいこと』かどうかを判断するテストです。
特徴は以下の通りです。
- 400~1000文字の長文
- 1長文につき4問
- 設問文を『筆者が一番訴えたいこと』『本文に書かれているが、趣旨ではない』『本文とは関係ない』で判断
一般的なWebテストの言語とは異なり、設問文が趣旨であるかの判断が問われます。

問題数と制限時間
趣旨判定は32問を制限時間10分で回答します。
1長文4問あたりの制限時間は1分15秒しかないので素早い回答が求められます。
『A』と『C』に該当するのが1つ以上含まれている
趣旨判定では画面上部に『設問文にはAとCに該当するものが必ず1つ以上含まれている』という注意書きがあります。
A、B、Cの内容は以下のとおりです。
- A:筆者が一番訴えたいことが述べられている
- B:本文に書かれているが、一番訴えたいことではない
- C:本文とは関係ないことがかかれている
つまり、1長文4問には趣旨に該当する設問が1つ以上と、本文とは関係ないことが述べられている設問が1つ以上、必ず含まれていることになります。
Webテスト本番で焦らないためにも、このルールについては事前に頭に入れておきましょう。
言語『B』と『C』の違い
選択肢『B』と『C』の違いは本文に書かれているかどうかです。
筆者の主張に関係なく、本文に関係なければ『C』を即答してください。
趣旨判定で高得点を取るには『C』をすぐに選んで、全体の回答時間を稼ぐことが大切です。
趣旨判定の対策方法
趣旨判定を解くのに知っておくべき対策方法をご説明します。
1画面4問表示で選択肢は常に同じ
趣旨判定では、1画面に4問が表示されます。
また、選択肢は常に同じで『A:筆者が一番訴えたいことが述べられている』『B:本文に書かれているが、一番訴えたいことではない』『C:本文とは関係ないことがかかれている』の3つです。
4問すべてに回答して次に進むと、次の長文と設問が出題されます。
次に進んだら前には戻れない
一度次に進んでしまうと、前に戻ることはできない仕組みなので注意してください。
1問あたりの制限時間が短いテストなので、回答後の設問を振り返るのは時間的にもったいないです。

タイトルを中心にななめ読みで趣旨をつかむ
趣旨判定では制限時間が短く設定されているため、丁寧に読み込んでいては時間が足りません。
しかし、適当に読み進めても趣旨を理解するのは難しいです。
そんなときは、本文を短時間でななめ読みしておおざっぱに内容をつかむのがおすすめです。
本文の先頭にあるタイトルは趣旨を把握するのに役立つので見落としに注意してください。
まずは『C』と『C以外』を判断
1長文4問には必ずAとCが含まれます。
まずは、設問文の内容が本文に書いてあるかどうかだけを見て『C』と『C以外』に区別してください。
『C以外』から『A』と『B』を判断
C以外の選択肢からAとBを区別します。
『より趣旨に近いもの』が『A』、『確かに書かれているが趣旨とまではいえないもの』が『B』に分類されます。
趣旨判定では1長文につき『B』『C』が複数存在する可能性はありますが、ほとんどの場合『A』は1長文につき1つしかありません。
本文に書いてあり、しかも『B』でないものは自動的に『A』と判断できます。
このように消去法で『A』を明らかにするのが時間的にもおすすめの解き方です。
誤謬率は無関係なので全問回答する
玉手箱では正解率を測定する誤謬率は無関係です。
趣旨判定の『A』と『B』を正確に見分けようとすると時間オーバーの可能性があります。
時間をかけて高い正解率を目指すよりも、全問回答を目標にして迷ったら直感で答えを選ぶことの方が大切です。
玉手箱専用の適性検査ツール
Webテスト対策では専用ツールを使うのがおすすめです。
就活ツール『キャリアチケットスカウト』では適性検査を無料で受けられます。
ESなしで玉手箱に類似した問題を受けられるので、事前対策にはぴったりです。
登録はスマホからのみ可能、もちろん適性検査の受検は無料で利用できます。
まとめ
今回は玉手箱の言語テストの対策方法をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。是非参考にしてもらえると幸いです。