構造把握の高得点目安をを知りたい…
構造把握試験の難易度はどれくらいかな…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回はテストセンター構造把握の試験概要と対策方法をご紹介します。
SPIテストセンター構造的把握力とは?
構造的把握力で見られる能力
結論から言いますと、構造的把握力では複雑な事象を整理して状況を正しく把握する力が求められます。
少しわかりづらいと思いますので、構造化のイメージを図示します。
左は色ごとに全く整理されていない状況ですが、右は構造化したことで色ごとに整理できた状況が分かると思います。
構造的把握力とは共通事項を見つけ出して必要な情報にまとめる能力とも言えます。
構造的把握力の試験時間
構造把握テストの所要時間は20分です。
4~5問程度の箇条書きになった文章・問題群をその構造に応じて分類する問題が出題されます。
基礎能力が求められる言語・非言語とは異なり、クセのある問題を解くので事前の準備が大切です。
構造的把握力の出題範囲
構造的把握力の実施科目は以下のとおりです。
- 非言語系
- 言語系
テストでは『非言語系』⇒『言語系』の順番で出題され、問題数は『非言語系』と『言語系』で同じくらいです。
また、構造把握テストは1問あたりに使える時間が短いでので素早く回答する必要があります。
ここからは科目ごとに具体的な対策方法をご説明していきます。
非言語系の対策
出題形式は非言語の問題が4問表示され、構造が似ているものを選択します。
問題の構造が似ているというのは、解いてみたときに同じような式が立つことを意味します。
また、構造把握で問われるのは問題の構造であるため、詳細な答えを求める必要はありません。
文章を読んだ後に図を描いて素早く式を思い浮かべることがコツです。
言語系の対策
言語系の問題では5つの文章を性質ごとに分類します。
出題形式は文の構造によって分類する問題、会話の間違い方を分類する問題の2パターンです。
文章同士の共通点を探すことで分類の手がかりを探しましょう。
構造的把握力の対策
ここからは構造的把握力の対策方法をご説明します。
専用の問題集を利用
構造的把握力はクセのある問題が出題されるので、今まで同じようなテストを受けた経験がある人は少ないと思います。
正直なところ、対策なしで高得点を取るのは難しいです。
まずは専用の問題集を使い、どんな問題が出題されるかを確認してください。
『構造的把握力検査』に特化した数少ない問題集はこちらです。
構造的把握力の高得点目安
テストセンターの『言語』『非言語』では、出題傾向から高得点かどうかの判断が可能でした。
しかし、構造的把握力に関しては問題の難易度から高得点かどうかの予想はできません。
というのも、正解数に応じて出題傾向の変化はなく、固定された問題が出題されるからです。
このため、踏み台企業を利用して何度も受験し、試験問題に慣れるのが有効な対策といえます。
構造的把握力の出題企業
構造的把握力は特殊な問題が出題されるため、事前に練習企業で受験するのがおすすめです。
何回も受験して慣れておけば、本番でも焦らずに高得点を取れるるようになります。
過去に構造的把握が出題された企業はこちらです。
- 三菱商事
- 伊藤忠商事
- 丸紅
- 豊田通商
- 電通
- 博報堂
- 富士フイルム
- 第一三共
- ボストンコンサルティング
- アビームコンサルティング
実施されるのは難易度が高めの企業が多いです。
キャリア軸に特化した価値観診断
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