中途採用を受けるけどSPI-Gってなんだろう…
SPI-GとSPI-Uの違いを知りたい…
読者の中にはこんな疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。
中途採用やキャリア採用のWebテストで頻出タイプは『SPI-G』と呼ばれています。
今回は新卒向けのWebテスト『SPI-U』との違いや、SPI-Gの対策方法をご紹介します。
SPIの種類について
新卒の採用試験で行われる一般的なSPIは厳密には『SPI-U』といいます。
SPI-Uの試験科目と時間は受験方式に応じて異なります。一覧は以下のとおりです。
テストセンター
- 言語+非言語：35分
- 性格：30分
ペーパーテスト
- 言語：30分
- 非言語：40分
- 性格：40分
WEBテスティング
- 言語+非言語：35分
- 性格：30分
日本での採用実績No.1のテストですので受験方法も3種類あります。詳細についてはこちらでまとめています。
今回ご紹介する『SPI-G』については、SPI-Uを基本形とする転職者向けの採用テストになります。
出題科目や制限時間は上記のSPI-Uタイプと同じです。
転職者が対策するのは『SPI-G』と『SPI-U』
通常、転職者に実施されるテストは『SPI-G』です。まずは、転職準備として『SPI-G』対策を行いましょう。
転職者が次に対策するべきなのは『SPI-U』です。本来は新卒採用のテストでもありますが、転職者向けにも出題されることもあります。
特に、第2新卒と呼ばれる社会人経験の短い人材を対象とした選考では『SPI-U』を実施する傾向があります。
『SPI-G』の実施方法は、ペーパテスト・テストセンターの両方があります。
テストセンター対策についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
ここからはSPI-Gの対策方法を科目毎に説明していきます。
SPI-Gの対策方法
非言語
ペーパーテストの出題分野と問題数は以下のとおりです。
| 出題分野 | 問題数 |
| 料金の割引、損益、割合、速さ | 約10問 |
| 集合、推論 | 約10問 |
| 図表の読み取り | 約14問 |
| 地図 | 約6問 |
非言語を解答するときのコツは、組問題に時間をかけすぎないことです。
組問題とは同じ設定で2~12問程度が出題される設問のことです。
SPI-Gの非言語では合計6組の組問題が出題されます。
平均すると1問1分で解く必要があります。
限られた時間内で解答するには、1つの組問題の中で設定や数値を使い回すことが大切になります。
また、テストセンターではどの分野から何問出題されるかは決まっていません。制限時間についてはSPI-Uと同じです。
言語
SPI-Gのペーパーテストの出題分野と問題数はこちらです。
| 出題分野 | 問題数 |
| 二語関係 | 約16問 |
| 反対語 | 約16問 |
| 長文読解 | 約4問 |
長文読解は1長文につき5~7問出題される傾向にあります。
二語関係と反対語は知識に関する問題です。
知っていれば即答できますし、知らなければ考えても正解は分からないタイプの問題です。
このような知識問題には時間を費やさずに、素早く解答するのがSPI-G言語で高得点を取るコツになります。
SPI-G言語のテストセンターでは、SPI-Uと同じ問題が出題されます。
また、テストセンターに関する高得点指標はこちらを参照ください。
性格
SPIの性格検査はテストの種類、実施方式に関係なく共通タイプが実施されます。
ただし、問題数やテストの制限時間はパソコン方式・ペーパー方式で異なるので注意してください。
性格テストでは、企業風土や職務内容に受験者がどの程度マッチしているかを測定します。
具体的な対策方法としては、企業の求める人物像を調査してどのような回答が必要かを検討してください。
特に、中途採用では会社のカルチャーや職務内容に適合しているかが重要ポイントにもなります。
性格テストの対策方法についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
SPI専用の適性検査ツール
Webテスト対策では専用ツールを使うのがおすすめです。
就活ツール『Lognavi』では適性検査を無料受験できます。
ESなしでSPIに類似した問題を受けられるので、事前対策にはぴったりです。
登録はスマホからのみ可能、もちろん適性検査の受検は無料で利用できます。
まとめ
今回は転職者向けに実施される『SPI-G』についてご紹介しました。
いかがだったでしょうか。限られた時間の中での準備が求められる転職活動だからこそ事前対策が大切になります。
是非参考にしてもらえると幸いです。