テストセンター英語の高得点指標を知りたい…
英語試験の難易度はどれくらいかな…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。最近のテストセンターでは英語科目(EMG)が実施される企業も増加傾向です。
過去には三菱電機の採用試験でもテストセンター英語が行われたことがあります。
今回は就活生向けにテストセンター英語の試験概要と対策方法をご紹介します。
SPIテストセンター英語とは?
テストセンターで英語試験が行われるようになったのは2009年からです。
所要時間は20分、他のテストセンター同様に問題の出題数は受験者ごとに異なります。
英語試験だけの企業は少なく、言語と非言語のオプション検査という位置づけです。

英語試験の出題範囲と対策方法
テストセンター英語試験の実施科目は以下のとおりです。
- 同義語
- 反義語
- 空欄補充
- 言葉の説明
- 誤分訂正
- 和文英訳
- 長文読解
テストセンターの特性上、どの分野から何問出題されるかは決まっていません。
ここからは出題分野ごとに対策方法をご説明していきます。

同義語
設問の英単語と同じ意味のものを選ぶ問題です。
出題形式は『英単語だけが出題される』『英文の中の一部に下線が引かれて出題される』の2パターンです。
意味を知っていれば即答できますが、逆に知らないと難しい問題です。
この分野では時間を使わずに、わからなければ適当な選択肢を選んで次に進みましょう。
反義語
設問の英単語と反対の意味を選ぶ問題です。
同義語と同じように、設問が英単語のみと、英文で出題される2パターンです。
同義語に続いて出題されることが多いので、間違えて同義語を選ばないように注意してください。
選択肢にも反義語に加えて同義語が混ざっていることが多いです。
空欄補充
英文中の空欄に適切な語句を補う問題です。
イディオム・英熟語が出題される傾向が高いですが、稀に英文法の知識に関する設問も出題されます。
英熟語は知識問題になるため時間をかけずに回答するのがコツです。
一方、英文法は空欄前後も確認して用法上の誤りがないかを判断します。
言葉の説明
英語で説明される内容に最も近い意味の単語を選ぶ設問です。
英語の説明文はそれほど難解ではありません。説明文の意味を大まかにつかんでヒントを見つけることが大切です。
誤分訂正
英語の短文を読み、文法や用法が間違っている箇所を選ぶ問題です。
頻出分野は『Be動詞』です。主語と述語を確認し、Be動詞が正しく使用されているかを確認しましょう。
和文英訳
日本語の文章の意味を適切に表す英文を選ぶ問題です。
間違い選択肢として『同じ単語を使った表現』『大体は合っているが致命的な誤訳』が出題されます。
和文英訳については必ず全ての選択肢に目を通すようにしましょう。
長文読解
1つの長文に対し3問程度が出題される、組問題です。設問・選択肢ともに英語で表現されています。
おすすめの解き方は、設問を先に読み、必要な箇所だけを探す方法です。
限られた時間内で効率よく回答できるようにしましょう。
SPIテストセンター英語の高得点指標
テストセンターでは、難易度の高い問題が出題されると高得点取得の可能性が高いです。
というのも、正解すれば難易度がアップ、不正解だと難易度がダウンする仕組みで出題されるだからです。
テストセンターの英語では、こちらがが高得点指標になります。
- 長文問題が4問以上
長文問題が4問以上
長文問題が4問出題されるかが高得点を見極めるポイントです。
難易度の高い長文問題が多く出題されていれば、正答数も多く高得点の可能性が高いといえます。
帰国子女やTOEIC900点以上の英語力が求められるので、長文が4問以上出題されれば自信を持って大丈夫です。

まとめ
今回はテストセンター英語の対策方法をご紹介しました。いかがだったでしょうか。
テストセンター受験前に参考にしてもらえると幸いです。