志望動機の文字数ってどれくらいなの…
字数制限は何割書けばいいのかな…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は志望動機の文字数に関する情報をご紹介します。
志望動機/志望理由の作り方
志望動機や志望理由を作るときには構成を意識するのが大切です。
というのも、志望動機は企業毎の作成が必用なので使い回しができないからです。
時間がかかる作業だからこそ、文字数に応じた構成を理解して作るようにしましょう。
主なポイントは以下3つなので詳細をご説明します。
- やりたいこと
- やりたいことの理由
- 志望企業でやりたいこと
やりたいこと
志望動機では、結論ファーストでやりたいことを最初に書きます。
簡潔に『〜がしたい』を文頭に持ってくることで、積極性を感じる文章になります。
やりたいこと理由
やりたいことの理由や背景を述べることで、文章にオリジナリティを出します。
他の就活生と差別化するためにも、自分の過去の経験に基づいた理由を書くのがおすすめです。
『なぜ〜がやりたいのか』何度も考えてみましょう。
志望企業でやりたいこと
やりたいことが志望企業で実現できることを書きます。
そうすることで、学生視点だけでなく、企業研究もしっかり行った上で就活していることを相手に伝えられます。
志望動機の文字数と例文とは?
志望動機で頻出の文字数は以下の通りです。
- 400字
- 200字
志望動機の作成を進めるときには、テンプレートを準備して使い回しするのがおすすめです。
ここからは、志望動機の作成のコツを文字数毎にご説明します。
志望動機400文字のコツ
志望動機や志望理由で一番多いのが400文字のタイプです。
このため、400文字のパターンを作成できれば、文字数を減らして200文字にも応用できます。
項目と分量はこちらを参考にしてみてください。
- やりたいことの結論:2割
- やりたいことの理由:3割
- 志望企業でやりたいこと:5割
まず、『やりたいことの結論』を最初に述べると文章としての完成度も高くなります。
『~がしたい』という大枠を簡潔に記載しましょう。
次に、『やりたいことの理由』を書きます。ポイントは過去の自分の経験を交えて納得感を出すことです。
最後に、『志望企業でやりたいこと』を2つを目安に書いてください。
志望動機200文字のコツ
志望動機200文字を作るときには、400文字のテンプレートを参考にしましょう。
基本的な構成はそのままにして、志望企業でやりたいことを1つにまとめてください。
文章の主張は変えずに、具体例を短くしての字数調整が大切になります。
その他にも以下のような文章テクニックで文字数を減らすのも有効です。
- 『ですます調』⇒『である調』
- 『~と思います』⇒『~だ』
- 接続詞をなくす
『〇字以内』『〇字程度』:字数制限は何割?
文字数の指定は守らないと、書類選考で不合格になるので注意してください。
できるだけ指定された文字数に近づけることが大切ですが、目安としては以下のとおりです。
- 〇字以内:90%~100%
- 〇字程度:90%~110%
『〇字以内』では指定された文字数の上限を超えないのが大切です。
一方、『〇字程度』の場合は±10%は文字数に余裕はあります。
志望動機を作るときのテクニック
志望動機を作るときには、下記3つに注意することでわかりやすい文章を書けます。
- 具体的な数字を入れる
- 『である』『ですます』を統一
- 強調したい箇所は【】『』で囲う
具体的な数字を入れることで、『やりたいこと』や『過去の経験』の規模感をイメージしやすくなります。
文字数調整には、文末を『である』『ですます』に変更する方法があります。
また、限られた文字数でまとめるには、【】『』を使うのがおすすめです。
文頭の結論を【】『』で囲うことで、読み手の目線を最初に集められます。
提出前の志望動機は声に出して読んでみる
提出前には必ず声に出して読むようにしてください。
音読することで以下のポイントを客観的に確認することができます。
- 1文が長すぎないか
- 誤字脱字がないか
- わかりにくい表現はないか
- 『てにをは』が間違っていないか
どんなに志望動機の内容が良くても日本語表記が間違っていると、マイナス評価になるので注意してください。
まとめ
今回は志望動機の文字数毎の作成方法をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。是非参考にしてもらえると幸いです。