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SCOA長文読解:言語の頻出問題の難易度、例題は?

SCOAの長文読解の難易度を知りたい…
言語で頻出問題の例題を解きたい…

こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。

今回はSCOAの言語で頻出の長文問題について難易度や例題をご紹介します。

SCOA言語分野の長文読解とは?出題形式と特徴

SCOAは多くの企業で採用試験に用いられる適性検査です。

最頻出のSCOA-Aは60分で120問(5分野)という構成で、言語・数理・論理・常識・英語の5つの分野から出題されます。

言語では漢字の読みや慣用句など知識系の問題と、長文読解の問題が出題されます。

知識問題は「知っていれば即答できる」タイプが中心で、一方の長文読解では文章を読解する国語的な力が求められます。

言語の問題数は合計20問ほど、その中に長文読解の設問が含まれる形式です。

長文読解の出題形式

長文読解は与えられた文章(数百字程度)を読んで内容を理解し、設問に答える形式です。

1つの長文につき複数の設問が出題され、過去の受検者の話では1〜2つの長文に対して計8〜10問ほど出題された例もあります。

設問内容は文章の主旨を問うものや、文中の語句の意味、適切な接続詞の選択、内容と合致する選択肢の選定などです。

SCOA:長文読解の出題傾向と頻出テーマ

SCOA長文読解の出題傾向として、文章テーマやジャンルに偏りが少なく、幅広いテーマから出題されます。

文章の内容は社会現象や科学に関するコラム風の解説、歴史や文化に関するエッセイ調の文章、時には小説の一節など、多様です。

ただし、文章の文体は堅苦しい学術論文というより、コラムのような平易な文調のものが多く、日常的な話題や読み物として興味深い内容が頻出です。

専門用語だらけの難しい文章や高度な抽象論が出されるケースは少なく、読みやすい文章が選ばれる想定しておきましょう。

頻出テーマとしては、例えば以下のような話題がよく見られます。

  • 科学・自然:身近な生物現象の解説、テクノロジーの紹介など
  • 社会・生活:働き方やコミュニケーション、人間関係に関するコラム
  • 文化・歴史:歴史上の出来事の紹介や文化的習慣の解説。
  • 文学的エッセイ:筆者の体験や考察を綴った随筆風の文章

いずれのテーマでも、基本的には文章の構成や論旨は明快で、内容自体は理解しやすいです。

「文章を読み進めるのが難しい」というケースは少なく、丁寧に読めば十分に答えを導ける内容です。

SCOA:長文読解の難易度と特徴

SCOAの長文読解は高校生レベルとされています。

SPIなど他の適性検査に比べても、文章の内容理解そのものは難しくありません。

このため、長文読解においても単語や文脈の意味さえ掴めれば容易に答えが見つかるケースがほとんどです。

以下のような大学入試の現代文にも通じるオーソドックスな設問が頻出します。

  • 文章の主旨として最も適当なものはどれか
  • 下線部の語句の意味に最も近いものはどれか
  • 空所に当てはまる適切な接続詞を選べ

SCOA長文読解の解答ポイント

注意すべき特徴として、問題文のどこに答えの根拠が書かれているかを素早く探す力が求められます。

SCOA長文では答えが明確に書かれているとは限らず、文章全体の文脈から推測する設問もあります。

例えば「筆者が最も伝えたいことは何か」を問う主旨問題では、全文を通しての論旨を把握することが求められます。

また「次の文が挿入されるのに最も適切な箇所はどこか」や「空欄に入る語句を選べ」といった設問では、前後の論理関係や文脈を正確に追う力が必要です。

文章自体は簡単だったとしても、このような読解テクニックが要求される点がSCOA長文問題の特徴といえます。

SCOA長文読解の対策方法

長文読解で高得点を狙うには、問題形式に沿った対策と効果的な時間配分が欠かせません。

ここではSCOA長文読解の具体的な攻略法を解説します。

時間配分のコツ

SCOA-Aでは全体で60分120問を解く必要があり、時間との戦いになります。

長文読解は文章を読む時間がかかるため、他の問題を素早く解いて長文に時間を回す戦略が重要です。

言語分野の語句の意味問題(漢字・熟語・ことわざなど)は、知識さえあれば短時間で解答できます。

こうした問題は迷わず即答し、長文にできるだけ多くの時間を確保しましょう。

解答順序のコツ

解答順にも工夫が必要です。

試験本番では最初から順番通りに解く必要はありません。

簡単な計算問題や知識問題から先に解き、長文は後回しにするのも選択肢のひとつです。

わからない問題に長時間悩むのはNGで、飛ばして後で見直す判断も大切になります。

また、SCOAには誤答ペナルティがないため、どうしても答えがわからない問題はとりあえず勘でマークして次に進む方が得策です。

空欄で提出するよりは当たる可能性がある分、有利になります。

時間配分の目安

具体的な時間配分の目安としては、言語20問全体に約10分程度を充てるつもりで計画しましょう。

語句問題は1問10秒~20秒程度でテンポよく片付け、長文読解は残りの数分間を使ってじっくり解くイメージです。

長文1題あたり2~3分程度確保できると理想的です。

長文読解問題に取り組むポイント

限られた時間で長文問題を解くには、効率的な読み方・解き方のコツを身につける必要があります。

主なポイントをまとめます。

設問を先に読む

文章を読み始める前に、まず後の設問に目を通しましょう。

設問内容(例えば「主旨は何か」「空欄補充」「下線部○○の意味」など)を確認すれば、文章のどの部分に注意すべきか見当が付きます。

目的意識を持って読むことで、重要箇所を見落とすリスクを減らせます。

文章の構成を意識する

 序論・本論・結論といった文章構成を意識しながら読みましょう。

筆者が何を主張したいのか、段落ごとの役割は何かを捉えると、文章全体の流れが把握できます 。

特に「筆者の最も言いたいこと(主張)」を意識して読むことで、主旨問題への対応が容易になります。

キーワードに注目

 文中の指示語(この、それ、しかし、だから 等)やキーワードに注目することで、設問に答える際に根拠を探しやすくなります。

接続詞の前後や強調表現に注意することで、文章の論理展開を正確に追えるはずです。

主旨問題は消去法

 主旨を尋ねる問題では、選択肢に紛らわしい内容が並ぶことがあります。

まず明らかに本文と異なる選択肢を排除し、残った候補から筆者の論旨に最も合致するものを選ぶと良いでしょう。

選択肢を検討する際も、文章全体の論調や結論部分を思い出して照らし合わせてください。

長文読解の例題【5選】

最後に、SCOA長文読解の例題を5つ紹介します。

例題1

【問題】次の文章を読み、後の問いに答えなさい。

近年、企業ではリモートワークが普及しつつある。働く場所にとらわれない働き方は、生産性向上やワークライフバランスの改善につながると期待されている。一方で、社員同士の対面コミュニケーションの減少による連帯感の希薄化や、勤務と私生活の区別が難しくなるといった課題も指摘されている。要するに、リモートワークにはメリットとデメリットの両面が存在し、そのバランスをどう取るかが今後の大きな課題である。

(設問) 上の文章の内容に最も合致するタイトルを、次の中から選びなさい。

  1. 「リモートワークは生産性を下げるか?」
  2. 「在宅勤務がもたらす働き方改革の未来」
  3. 「オフィス勤務と比べた在宅勤務の欠点」
  4. 「リモート時代に求められる社員のスキル」

【解答】2(在宅勤務がもたらす働き方改革の未来)

【解説】文章はリモートワークのメリット・デメリット双方に言及し、今後の課題としています。その内容に合致するのは選択肢2のタイトルです。選択肢1や3はマイナス面に偏っており、4は本文で触れていない内容です。

例題2

【問題】次の文章を読み、後の問いに答えなさい。

人間の脳は睡眠中に記憶の整理を行うと言われている。日中に得た情報は、眠っている間に重要度に応じて取捨選択され、長期記憶として定着する。したがって、テスト勉強の前夜に十分な睡眠を取ることは記憶の定着に効果的だ。逆に睡眠不足が続くと、新しい知識がうまく定着せず、記憶力の低下を招く恐れがある。

(設問) 下線部「取捨選択され」の意味に最も近いものを選びなさい。

  1. 次々に蓄えられ
  2. 分類して保存され
  3. 必要に応じて捨てられ
  4. 良し悪しを判断され

【解答】3(必要に応じて捨てられ)

【解説】「取捨選択」とは良いものを取り、不要なものを捨てることです。文脈からも「日中得た情報を必要度に応じて取捨選択し…」とあるので、「必要に応じて捨てられ」が最も近い意味になります。

例題3

【問題】次の文章を読み、空欄〖 A 〗に当てはまる最も適切な接続詞を選びなさい。

日本の食文化は欧米から多大な影響を受けてきた。肉食が一般化し、パンやパスタなど小麦文化も浸透した。〖 A 〗、和食の伝統も依然として色濃く残っている。季節感を大切にし、旬の食材を活かす和食の知恵は現代の食卓にも受け継がれている。

(設問) 空欄〖 A 〗に入れるのに最も適切な語句を選びなさい。

  1. そのため
  2. しかし
  3. つまり
  4. 一方で

【解答】4(一方で)

【解説】前の文では「日本の食文化は欧米の影響を受けた(洋食化)」、後の文では「和食の伝統も残っている」と話題が対比されています。文脈上、対比を示す接続詞「一方で」が適切です。「しかし」でも逆接の意味はありますが、「欧米化した。しかし和食も残る。」より「欧米化した。一方で和食も残る。」の方が自然です。

例題4

【問題】次の文章を読み、設問に答えなさい。

あるアンケート調査によれば、若年層の読書離れが進んでいるという。1か月に1冊も本を読まないと答えた人の割合は年々増加傾向にある。その主な原因として、スマートフォンの普及が指摘されている。移動中や隙間時間にSNSや動画を見る習慣が定着し、本に手を伸ばす人が減っているのだ。しかし、読書には知的好奇心を刺激し思考力を養う効果がある。多くの専門家が、デジタル時代だからこそ敢えて読書の時間を確保すべきだと提言している。

(設問) 上の文章の内容と一致するものを、次から選びなさい。

  1. 若者の読書量は増加傾向にある。
  2. スマートフォンの利用が読書時間を奪っている。
  3. SNSの情報は読書と同程度に思考力を養う。
  4. デジタル時代では読書の効果は小さいと専門家は言う。

【解答】2(スマートフォンの利用が読書時間を奪っている。)

【解説】文章中で「スマホ普及により本を読む人が減っている」と述べられており、選択肢2の内容と一致します。選択肢1は逆(減少傾向)、3と4は本文にそのような記述はなく不適切です。

例題5

【問題】次の文章を読み、後の問いに答えなさい。

太郎は大学卒業後、一般企業に就職した。しかし数年働くうちに、本当にやりたいことは料理人になることだと気付いた。幼い頃から料理が好きで、週末には創作料理に打ち込んできた。悩んだ末に太郎が出した結論は、「30歳を目前に退職し料理の修行に入る」という決断であった。その決意を家族に打ち明けると、驚きながらも最終的には応援してくれた。

(設問) 太郎が会社員を辞める決断をした最も大きな理由として適切なものを、次から選びなさい。

  1. 仕事の人間関係に悩んだため。
  2. 料理人として成功した友人に刺激を受けたため。
  3. 幼い頃からの夢を実現したいと考えたため。
  4. 勤務先の会社の業績悪化に不安を感じたため。

【解答】3(幼い頃からの夢を実現したいと考えたため。)

【解説】本文では「本当にやりたいことは料理人になることだと気付いた」「幼い頃から料理が好きだった」とあり、会社員を辞めて料理の道に進む決断の理由は夢を実現したい思いだと読み取れます。選択肢3がそれに該当します。他の選択肢は本文に言及がなく不適切です。

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ESなしでSCOAに類似した問題を受けられるので、事前対策にはぴったり。

他の就活生と差をつけるためにも、早めの対策がポイントです。

まとめ

今回はSCOAの長文読解問題の対策と例題をご紹介しました。

いかがだったでしょうか。ぜひ参考にしてもらえると幸いです。