SCOAとSPIの違いを知りたい…
見分け方や難易度って何だろう…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回はSCOAとSPIの違いをご紹介します。
SCOAとSPIの違いとは?
SCOAとSPIの違いは大きく3つありますので、1つずつご説明していきます。
- テスト問題の出題傾向
- 使い回しできるかどうか
- 出題内容と問題数
テスト問題の出題傾向
SPIは『知能検査』、SCOAは『学力検査』の要素が大きく、SPIの方が難易度が高いです。
SCOAで高得点を取るためには、中学・高校で学習する基礎知識が大切になります。
たとえば、SPIとSCOAの数学を比較すると以下の違いがあります。
〇SPI
与えられた条件からヒントを見つけ出し、効率良く正解を導くような問題が多い
〇SCOA
2次方程式のような、中学・高校数学の知識を前提にした問題が多い
また、SPIテストセンターは正答率が高ければ次の問題も難しくなりますが、SCOAはそのような出題傾向はありません。
使い回しできるかどうか
専用会場で受験するテストセンター型では、過去に受験した結果を別の企業で使い回せることがあります。
現時点では以下の3種類のテストが使い回しできます。
- SPIテストセンター
- C-CAB
- ヒューマネージ社のテストセンター
SCOAは使い回し不可のテストセンターなので注意してください。
出題内容と問題数
出題内容と問題数にも違いがあります。
〇SPI
言語、非言語、英語、構造的把握
〇SCOA
言語、数理、論理、英語、常識
SCOAの常識では『社会』『理科』が出題されるのが大きな特徴です。
難易度は中学高校レベルの知識が問われるのでざっと対策しておきましょう。
また、SCOAの英語では長文問題が出ないこともSPIとの違いです。
SCOAとSPIの見分け方とは?
SCOAとSPIのどちらが出題されるかを知っていれば、効率的に準備を進められます。
ここからはSCOAとSPIの見分け方をご紹介します。
予約サイトの記載内容を確認
予約サイトに書かれている項目で『科目構成』『テストセンター会場名』をチェックしてください。
〇SPI
- 科目構成:(A)基礎能力検査と性格検査の2部構成
- テストセンター会場名:プロメトリック社
〇SCOA
- 科目構成:適性検査(100分※)
- テストセンター会場名:シー・ビー・ティ・ソリューションズ社
SCOAは出題科目の組み合わせによって実施時間が異なります。
詳細はこちらの記事でまとめています。
SCOA専用の適性検査ツール
Webテスト対策では専用ツールを使うのがおすすめです。
就活ツール『dodaキャンパス』では適性検査を無料で受けられます。
ESなしでSCOAに類似した問題を受けられるので、事前対策にはぴったりです。
登録はスマホからのみ可能、もちろん適性検査の受検は無料で利用できます。
まとめ
今回はSPIとSCOAの違いと見分け方をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。ぜひ参考にしてもらえると幸いです。