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SCOAは何種類?WA・WG・WF・WH・WEの特徴・制限時間は?

SCOAテストは何種類あるの…
WAやWGの制限時間や見分け方を知りたい…

こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。

今回はSCOAの5種類(WA、WG、WF、WH、WE)について、特徴・制限時間・見分け方までを解説します。

SCOAとは?5種類ある理由

SCOAとは、日本経営協会総合研究所(NOMA総研)が提供する総合適性検査です。

企業が新卒採用・中途採用時に、応募者の基礎能力や適性を測る目的で活用します。

一口にSCOAと言っても、企業のニーズに合わせた複数の形式が存在し、それぞれ測定する能力や試験時間が異なります。

SCOAの種類一覧と特徴

ここからは、SCOAの5種類(WA・WG・WF・WH・WE)について、それぞれ詳しく解説します。

WA:WEB TAPOC

WA(TAPOC)は制限時間30分の適性検査です。

特徴は事務職向けに設計されたテストで、事務処理能力・注意力・スピードが測定されること。

一般常識や計算問題が中心です。

見分け方は試験案内に「WEB TAPOC」や「事務職適性検査」と記載されていれば、WA形式と判断できます。

また、求人票に「ビジネス常識テスト」「事務処理能力検査」などが記載されている場合もWAである可能性が高いです。

WG:SCOA-i

WG(SCOA-i)は制限時間20分の適性テストです。

特徴は短時間で基礎的な認知能力(数的処理・言語理解・論理思考)が測定されることです。

適性検査の導入費用が安いため、多くの企業で利用されています。

試験概要に「SCOA-i」「基礎能力検査」と記載されている場合は、WG形式である可能性が非常に高いです。

また、「簡易型適性検査」と表現されることもあります。

WF:情報分析基礎力検査BEL

WF(BEL)は時間30分のテストです。

主な特徴はグラフや表などの情報を読み解く情報分析力や論理的思考力が測定されることです。

ビジネスで必要なデータリテラシーを重視する企業で採用されています。

WFの見分け方は試験案内に「情報分析基礎力検査」や「BEL」と明記されている場合、WF形式と見分けられます。

また、「データ読解」「グラフ分析」などが出題される場合はWFの可能性が高いです。

WH:基礎英語検査BETS

WH(BETS)も30分の適性検査です。

英語の基礎力(語彙・文法・読解)を測定するテストなので、外資系企業や英語力を重視する企業で実施されます。

WHの見分け方は「基礎英語検査」や「BETS」といった記載があれば、WH形式と判断できます。

テスト情報で「TOEICスコア目安」や「英語基礎力検査」と書かれている場合もWHを採用しているケースが多いです。

WE:SCOA-B

WE(SCOA-B)は制限時間35分の適性テストです。

数的処理・言語理解・性格診断などを含む総合適性検査です。

オーソドックスな形式で、多くの企業で広く使用されています。

WEの見分け方は試験案内に「SCOA-B」や「パーソナリティ検査」と書かれていれば、WE形式の可能性が高いです。

特に「適性検査(総合)」など曖昧な記載の場合、WE形式であることがよくあります。

SCOAの種類別まとめ表

最後に種類別の特徴をまとめます。

種類 正式名称 制限時間 主な特徴 見分け方
WA WEB TAPOC 約30分 事務処理能力・注意力 「WEB TAPOC」「事務職適性」
WG SCOA-i 約20分 基礎認知能力 「SCOA-i」「基礎能力検査」
WF BEL 約30分 情報分析力・論理的思考 「情報分析基礎力検査」「BEL」
WH BETS 約30分 英語基礎力(語彙・読解) 「基礎英語検査」「BETS」
WE SCOA-B 約35分 総合適性検査 「SCOA-B」「パーソナリティ」

SCOA対策にはOfferBox

Webテスト対策では専用ツールを使うのがおすすめです。

就活ツールOfferBoxへ登録した後に使える『AnalyzeU+』では適性検査を無料受験できます。

ESなしでSCOAに類似した問題を受けられるので、事前対策にはぴったり。

他の就活生と差をつけるためにも、早めの対策がポイントです。

まとめ

SCOAにはWA、WG、WF、WH、WEといった種類が存在し、それぞれ目的や特徴が異なります

志望企業がどの形式を採用しているのかを事前に調べ、的確な対策を行うことが、選考突破への近道です。

必ず試験案内や求人票をチェックし、SCOAの種類を見分けられるようにしておきましょう。