SCOAの漢字ってどんな問題が出るの…
言葉の意味や読み方の練習問題を知りたい…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回はSCOA言語分野で頻出の漢字問題について例題と対策をご紹介します。
SCOA漢字問題の出題内容と特徴
SCOAの言語分野は、いわゆる国語の問題です。
出題範囲は幅広く、以下の通りです。
- 二字熟語の語
- 漢字の読み
- 同義語・反義語
- 同音異義語
- 慣用句
- 四字熟語
- ことわざ
- 故事成語
- 長文読解問題
難易度は高校までの国語知識があれば対応可能です。
ただし、問題数が多く制限時間が短いのが特徴で、120問を60分で解く形式になります。
このため、スピーディーに処理できるよう、出題パターンに慣れておくことが重要です。
特に漢字問題では、熟語の意味や漢字の読み方に関する問題が頻出です。
漢字の読み方問題【例題】
SCOAの漢字の読み方では、漢字で書かれた熟語の正しい読みを知っているかが問われます。
「次の漢字の読みとして間違っているものはどれか」といった形式が典型的です。
日常ではあまり読まない難読漢字や、誤読されやすい熟語の出題も多いです。
以下、例題を紹介します。
例題: 次に示す漢字の読みとして、誤っているものを選びなさい。
(ア)斟酌 – しんしゃく
(イ)悪辣 – あくらつ
(ウ)慇懃 – いんぎん
(エ)反駁 – はんばく
(オ)名刹 – めいさい
正解: (オ)「名刹 – めいさい」が誤りです。正しくは「名刹(めいさつ)」と読みます。
解説:「名刹」は「名高い寺、有名な寺院」という意味で、「さつ」の読みを含みます(「刹」は音読みで「サツ」)。選択肢(オ)では誤って「めいさい」と濁らない読みが記されています。
他の選択肢は全て正しい読み方です。
- 斟酌(しんしゃく):汲み取る・推察すること
- 悪辣(あくらつ):非常に悪質であること
- 慇懃(いんぎん):礼儀正しく丁寧な様子
- 反駁(はんばく):反論すること
いずれも難読漢字で、普段使わない熟語の読みを正しく把握しているかが問われます。
漢字の読み問題では、他にも例えば「毅然(きぜん)」「阿漕(あこぎ)」「慚愧(ざんき)」「燦然(さんぜん)」のような読み間違えやすい語が出題されることがあります。
漢検で出るような難読熟語や、送り仮名の紛らわしい語が問われることも多いです。
言葉の意味に関する問題【例題】
語彙の意味を問う問題もSCOA言語分野の中心です。
単語の意味を正しく理解しているかを確かめるために、同じ意味を持つ言葉(類義語)や反対の意味を持つ言葉(対義語)を選ばせる形式の問題が頻出します。
一つの言葉に対して複数の同音異義語(読みは同じだが意味・漢字が異なる語)の中から文脈に合う適切な漢字を選ぶ問題も見られます。
代表的な出題パターンを例題で確認しましょう。
類義語を選ぶ問題の例
例題: 次のうち、「顕著」の意味に最も近いものはどれか。
(ア)不審
(イ)著しい
(ウ)厳密
(エ)適当
(オ)寛大
正解: (イ)著しい
解説:「顕著(けんちょ)」とは「際立って目立つさま、明らかな様子」という意味です。
同じような意味を持つ言葉は「著しい(いちじるしい)」が適切です。
(ア)不審=疑わしい、(ウ)厳密=細部まで正確なさま、(エ)適当=適している/いい加減(文脈によって異なる)、(オ)寛大=心が広くむやみに咎め立てしないさま、であり、「顕著」とは意味が異なります。
このように、ある言葉と意味が近い類義語を選ぶ問題では、選択肢に紛らわしい言葉が含まれることがあります。
意味を正確に理解していれば消去法で絞り込めますが、日頃から語彙のニュアンスを押さえておくことが大切です。
対義語を選ぶ問題の例
例題: 次のうち、「軽視」と反対の意味を持つ言葉はどれか。
(ア)尊重
(イ)研磨
(ウ)分析
(エ)連携
(オ)侵害
正解: (ア)尊重
解説:「軽視(けいし)」は「軽んじること、価値を認めず低く扱うこと」という意味で、その対義語(反意語)は「尊重(そんちょう)」です。
「尊重」は「尊く思って大事に扱うこと」を指し、「軽視」と正反対の意味になります。
(イ)研磨=磨きをかけること、(ウ)分析=物事を分解して明らかにすること、(エ)連携=協力して物事を行うこと、(オ)侵害=権利などを侵すこと、であり、いずれも「軽視」の反対ではありません。
対義語の問題では、「~でないものを選べ」という形式で出題されることもあります(例:「次の組み合わせのうち、対義語でないペアはどれか」など)。
類義語なのに反対語と誤解されやすい語の組み合わせが選択肢に紛れ込むケースもあるため注意が必要です。
同音異義語の意味を問う問題の例
例題: 次の文章の( )内のカタカナを適切な漢字に直したとき、正しいものを選びなさい。
「部長が他社向けの(ショウカイ状)を書いてくれた。」
(ア)照会状
(イ)招待状
(ウ)紹介状
(エ)昇階状
(オ)照会条
正解: (ウ)紹介状
解説:文中の「ショウカイ状」は文脈から「紹介状」と書くのが正しいことがわかります。
「紹介状」は「ある人を別の相手に紹介するための書状」で、就職活動でもOB訪問やインターンシップで必要になることがあります。
一方、(ア)「照会状」は問い合わせのための文書、(イ)「招待状」は招待のために送る手紙のことで、どちらも「しょうかいじょう」と読みますが意味が異なります。
(エ)と(オ)は実在しない漢字の組み合わせです。
このように同音異義語の問題では、同じ読みを持つ複数の漢字から文脈に合う適切な語を選ぶ力が求められます。
文章全体の意味を手掛かりにしながら、漢字の使い分けを正確に判断しましょう。
SCOAを導入している主な企業例
SCOAはSPIほど知名度は高くありませんが、多くの企業で採用されています。
業界を問わず幅広い企業や自治体で実績があります。
過去にSCOAを導入した主な企業の例として、以下のような大手企業が挙げられます。
- 三菱電機
- ヤクルト本社
- 日本中央競馬会(JRA)
- 全国農業協同組合連合会(JA全農)
- 東洋紡
- 日本ペイントホールディングス
- メニコン
- 沖縄銀行
- ユニチカ
SCOA対策にはOfferBox
Webテスト対策では専用ツールを使うのがおすすめです。
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ESなしでSCOAに類似した問題を受けられるので、事前対策にはぴったり。
他の就活生と差をつけるためにも、早めの対策がポイントです。
まとめ:SCOA漢字問題攻略のポイント
以上、SCOAの漢字問題で頻出する「言葉の意味」と「漢字の読み方」に関する問題の例題を紹介しました。
SCOA言語分野では、日頃から日本語のボキャブラリーをどれだけ蓄えているかが問われます。
特に類義語・対義語や難読漢字の読みのように知識がものをいう問題が多いため、出題パターンに慣れて語彙力を強化しておくことが重要です。
実際の試験では時間制限も厳しいため、迷ったときは深追いせず次の問題に進むなど時間配分にも気を配りましょう。
典型的な問題形式と頻出語彙を把握しておけば、本番のSCOAでも落ち着いて実力を発揮できるはずです。
