SCOAでは全部埋めた方がいいのかな…
SCOAの合格ラインやボーダー難易度を知りたい…
三菱電機ではSCOAで足切りされるの…
就活生の中にはこんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回はテストセンターの一種であるSCOAの対策方法をご紹介します。
SCOAとは?
SCOAはNOMA総研が作成するテストです。能力テスト+性格テストで構成されます。
実施方法にはペーパーテスト、テストセンター方式があります。
2015年以降はテストセンターでの実施が急増している注目のWebテストです。
SCOAの試験科目
SCOAには制限時間と試験科目の違いで2パターンあります。
- 45分:言語+数理+論理
- 60分:言語+数理+論理+英語+常識
両方とも科目ごとの区切りがなく受験者の裁量でテストを進められる形式です。
このため、SCOAではテストの時間配分が非常に大切になります。
最近の傾向では、制限時間60分のテストが多く実施されています。
SPIテストセンターとSCOAの違いは?
出題内容の違い
テストセンターで最頻出のSPIとの違いを確認しておきましょう。
SPIは『知能検査』、SCOAは『学力検査』の傾向が強いです。
SCOAで高得点を取るためには、中学・高校で学習する基礎知識が大切です。
たとえば、SPIとSCOAの数学を比較すると以下の違いがあります。
〇SPI
与えられた条件からヒントを見つけ出し、効率良く正解を導くような問題が多い
〇SCOA
2次方程式のような、中学・高校数学の知識を前提にした問題が多い
また、テストセンターには他にも『C-GAB』『ヒューマネージ社のテストセンター』があります。見分け方についてはこちらを参照ください。
使い回しできるかの違い
専用会場で受験するテストセンター型では、過去に受験した結果を別の企業で使い回せることがあります。
現時点では以下の3種類のテストが使い回しできます。
- SPIテストセンター
- C-CAB
- ヒューマネージ社のテストセンター
SCOAは使い回し不可のテストセンターなので注意してください。
また、受験結果の使い回しができるのは同じ種類のテストセンターだけです。
SPIテストセンターの前回結果をC-GABなどの別のテストセンターで使い回すことはできません。
SCOAの出題企業
SCOAの出題実績がある企業も押さえておきましょう。
- ジャパンミート
- 東京精工
- 日本電気硝子
- 長津工業
- エクシオテック
- ユニチカ
- 千代田インテグレ
- ヤクルト
- 兼松エレクトロニクス
- 昭和産業
- 東洋紡
- 三菱電機
- 日本ペイントホールディングス
- メニコン
- 日本中央競馬会
SCOAの対策方法
ここからは具体的なSCOA対策をご紹介していきます。
知識問題を得点源にする
SCOAでは中学・高校での基礎知識を前提とした問題が出題されます。
とくに、言語や英語、社会、理科(生物・地学)では知っていれば正解できる問題が頻出です。
知識問題を即答することで時間を稼いで、他の問題に解答時間を回せるようにしましょう。
SCOAで高得点を取るためには知識問題の対策は必須といえます。
テスト開始後は時間配分に注意
SCOAの制限時間は45分または60分です。既にご紹介しましたが、科目ごとの区切りはありません。
このため、トータルの時間配分が重要になります。
テスト開始後に全問に一通り目を通し、どの問題にどれくらいの時間を費やせるかを検討するのがおすすめです。
問題はまとめて解くのがポイント
SCOAでは問題を科目ごとに分けてまとめて解く方法も有効です。
いちいち頭を切り替える必要がなく、スムーズに問題を解くことができます。
また、知識問題から着手することもおすすめです。
知ってるかどうかで解答が決まるので、時間を費やさずにテストを進められます。
誤謬率は関係なし!解答欄は埋めよう
SCOAでは、解答した問題の正解率(誤謬率)は一切関係ありません。
誤謬率を心配して空欄で提出するのはもったいないです。時間が無かったとしても、解答欄は埋めるように努めてください。
テストセンターでは問題を飛ばすことが可能
SCOAをテストセンターで受験するときには、問題を飛ばしたり、戻ったりすることが可能です。
このため、この問題難しそうだからとりあえず飛ばしたいな…という作戦も可能です。
画面に表示される『前の問題』『次の問題』をクリックすれば前後に移動できます。
さらに、『回答状況』ボタンからページ番号の一覧を表示させて番号をクリックすればページ単位で移動することもできます。
SCOA対策にはOfferBox
Webテスト対策では専用ツールを使うのがおすすめです。
就活ツールOfferBoxへ登録した後に使える『AnalyzeU+』では適性検査を無料受験できます。
ESなしでSCOAに類似した問題を受けられるので、事前対策にはぴったり。
他の就活生と差をつけるためにも、早めの対策がポイントです。
まとめ
今回はSCOAの試験概要と対策方法をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。今回の内容を就活でも活かしてもらえれば幸いです。