SCOAってどんな科目があるのかな…
SCOAの事務能力検査について例題を知りたい…
就活生の中にはこんな不安を持つ方もいるのではないでしょうか。
新卒就活では実施企業が増えつつあるSCOAですが、実は対象・出題範囲の違いで4種類あります。
- SCOA-A:標準的なテスト
- SCOA-F:科目ごとの能力の精密テスト
- SCOA-B:性格テスト
- SCOA-C:事務職向けのテスト
今回はSCOAの試験科目や制限時間の観点から4種類の違いをご紹介します。
SCOAテストとは
SCOAはNOMA総研が作成するテストです。能力テスト+性格テストで構成されます。
実施方法にはペーパーテスト、テストセンター方式があります。
2015年以降はテストセンターでの実施が急増している注目のWebテストです。
そんなSCOAですが、試験対象や制限時間の違いでタイプが4種類あります。
- SCOA-A:標準的なテスト
- SCOA-F:科目ごとの能力の精密テスト
- SCOA-B:性格テスト
- SCOA-C:事務職向けのテスト
以下、1つずつ特徴をご紹介していきます。
SCOA-Aの特徴
SCOAの中で最頻出なのがSCOA-Aです。新卒採用向けの標準型になります。
受験者の能力を総合的に判断する能力テストです。
試験時間は60分で、『言語』『数理』『論理』『英語』『常識』の5科目を解きます。
常識では中学・高校の理科と社会から出題されるのが特徴です。
SCOA-Aの対策方法はこちらを参考にしてみてください。

SCOA-Fの特徴
受験者の能力を1科目ずつ精密に測定するテストがSCOA-Fです。
SCOA-Aとの大きな違いは科目ごとに時間を区切って実施されること。
- 言語:20分
- 数理:15分
- 論理:15分
- 英語:15分
理科・社会が出題される常識分野の問題はありません。
SCOAの試験時間が50分の場合、事務能力検査のSCOA-Fの『言語』『数理』『論理』の3科目受験です。

SCOA-Bの特徴
SCOAの全種類に共通する性格テストです。テストは前半と後半の2部構成です。
- 前半:60問
- 後半:180問
試験時間は35分で前半と後半の区切りはありません。
SCOA-B単独での実施はほとんど無く、SCOA-AやSCOA-F、SCOA-Cなどの能力テストと同時に実施されます。
SCOA-Cの特徴
SCOA-Cは事務職向けの能力テストです。
特徴は事務職として働く時に必要な能力を測定する科目が出題されることです。
試験科目と制限時間は以下の通りです。
- 照合:4分
- 分類:4分
- 言語:4分
- 計算:4分
- 読図:4分
- 記憶:4分
実施科目が多いことに加えて、科目ごとに制限時間が区切られて実施されます。このため、高い集中力を保ち解答する能力が求められます。
SCOA-Cの対策
他の事務職向け採用テストで対策
SCOA-C以外にも事務職向け採用テストは実施されています。
基本的には、事務職として必要な実務を正確に素早く遂行できる能力を分析するテストなので、類似の出題傾向になります。
- TAPOC
- SPI-R
- SPI-N
SCOA-Cに追加して上記テストの対策も行えば、事務職向けテストでは高得点を取れるはずです。


SCOA対策にはOfferBox
Webテスト対策では専用ツールを使うのがおすすめです。
就活ツールOfferBoxへ登録した後に使える『AnalyzeU+』では適性検査を無料受験できます。
ESなしでSCOAに類似した問題を受けられるので、事前対策にはぴったり。
他の就活生と差をつけるためにも、早めの対策がポイントです。
まとめ
今回はSCOAで実施される4種類のテストをご紹介しました。
いかがだったでしょうか。Webテストでは事前に試験の内容を知っていることが大切になります。
少しでも参考になれば幸いです。