ウェブサイトを引用したいんだけど…
ニュースのURLを引用するときの方法を知りたい…
学生の中にはこんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
インターネット情報がこれだけ多ければ、ネットから引用する機会もきっと多くなります。
今回は論文やレポート作成時にインターネット文章を引用するときの方法をご紹介します。
インターネット文章の引用は問題ないの?
文献調査では論文だけでなく、ネット記事を参考にすることもあるのではないでしょうか。
学会誌の論文であれば、査読プロセスを通過しているので情報の信頼性は保証できます。
また、投稿者や出版年といった基本情報も記載されています。
一方、インターネット上の文章は匿名性が高く、情報の信用度が担保できないこともあります。
とはいっても、卒論や修論作成時にネットからの文章を引用したいこともあるはずです。
そんなときは以下の方法がおすすめです。
- ネット文章と同じ内容の論文を探す
- 類似した論文が無ければネット文章を引用する
優先度は論文を引用する方が高いです。
ですが、同じ内容を記載した論文が無ければ、インターネットからの引用をしましょう。
ここからはネット文章の具体的な引用方法をご説明いたします。

ネット(ウェブサイト)文章の引用方法
インターネットに記載の記事やグラフを引用するときに必要な項目はこちらです。
- サイトのURL
- サイトの名前や記事のページ
- 引用日
時間が経過するとホームページが閉鎖されてしまい、情報にアクセスできない…ということもあります。
なので、引用日は必ず記載していつ時点の情報かを明確にするのが大切です。
もし可能であれば、該当ページのPDFをダウンロードして控えをとっておくと良いです。
WebページをPDF化するには卒論・修論の参考文献の書き方を参考にしてください。
ネット文章を引用するときのフォーマット
ゼミや所属研究室によっては参考文献を引用するフォーマットが決まっているかもしれません。
テンプレートがあるときには型に従って引用してください。
今回は特にこだわりが無い一般的なフォーマットをご紹介します。
既にご説明しましたが必要情報は以下の3つです。
- サイトのURL
- サイトの名前や記事のページ
- 引用日
これを基にインターネットからの文章を引用するときのリストはこちらになります。
参考文献の管理には『Mendeley』がおすすめ
卒論や修論を書くときには参考文献一覧という項目をつくります。
こんな感じのリストです。
~~といわれている。[1]
参考文献一覧
[1]Einstein, Albert. Lens-like action of a star by the deviation of light in the gravitational field.Science. 1936, vol. 84, no. 2188, p. 506-507.
インターネットからの文献引用も同様に、参考文献一覧を作成します。
手打ちでリスト作るなんてめんどくさいな…と思う方もいるのではないでしょうか。
文献管理ソフトMendeleyを使えば自動で一覧リストが出力されます。
しかもタダで使用できるという優れものです。
論文作成前にMendeleyの超簡単な使い方で素晴らしさを体験してみてください。
まとめ
今回はインターネットからの文章を卒論や修論に引用する方法をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。本記事でも紹介したMendeleyは超おすすめのツールです。是非使用してみてください。