論文紹介の書き方を知りたい…
どんな順番で作業すればいいのかな…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は研究室で行われる論文紹介の準備についてご紹介します。
研究室で行われる論文紹介とは?
研究室によってはイベントとして論文紹介(ジャーナルクラブ、文献紹介)が行われます。
論文紹介の目的は以下の通りです。
- 論文を読む練習
- 発表練習
研究室メンバーに論文を紹介するという目的を持つことで、論文を漫然と読むのではなく効率的に読み取ることができます。
また、スライド作成から発表までの一連の流れを経験できるので、発表スキルを磨くにも有効です。
論文紹介の準備や書き方
ここからは論文紹介の準備についてご説明します
- 発表する論文を探す
- 論文を読む
- スライドを作成する
- 発表練習をする
発表する論文を探す
まずは論文探しからスタートします。
最近読んだ論文で面白いのがあればベストですが、そうでなければ論文紹介用に選ぶようにしましょう。
簡単なのは研究分野のジャーナル最新号から適した論文を見つけることです。
研究テーマに関連があれば読みやすいし、最新の論文を紹介することで研究室メンバーにもメリットがあります。
他にも、キーワードを決めてGoogle Scholarで見つける方法もあります。
論文を読む
論文は適当に読むのではなく目的に沿って読み込むことが大切です。
- 論文の新規性
- 先行研究との違い
- 今後取り組むこと
上記を理解できるようになるまで何度も読みましょう。
英語が苦手な人であれば、グーグル翻訳を利用して効率的に作業を進めて下さい。
スライドを作成する
最初にざっくりと構成がわかる程度のスライドを作りましょう。
というのも、いきなり丁寧にスライドを作り込んでしまうと、軌道修正したときの時間ロスが大きいからです。
そして、簡易的なスライドを作成したら、一連の流れを確認してください。
発表の構成に問題なければスライドをブラッシュアップしていきます。
全体像を理解しながらスライド作成を行うことで、手戻りが少なく効率的に進められるはずです。
発表練習をする
スライド準備が終わったら必ず発表練習をしてください。
時間内に終わるかを確認しつつ、10回以上は行うようにしましょう。
どれだけプレゼンが上手いかは、発表練習をやり込んだ時間に応じて決まります。
まとめ
今回は論文紹介の書き方や準備をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。ぜひ参考にしてもらえると幸いです。