どうやって研究をアピールしようかな…
理系の強みってなんだろう…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は理系の強みとして研究で培った能力をアピールする方法をご紹介します。
理系の強みとは?
文系学生と比べて理系は就活に有利と言われています。
というのも、理系は研究を通して企業で働くときに役立つ力を身に付けているからです。
しかし、理系の強みを上手くアピールできなければ全く意味がありません。
ここからは研究を通して得られる理系学生の能力を5つご紹介します。
- 論理的思考力
- 長期的な計画力
- チームワーク力
- 忍耐力
- プレゼン力
論理的思考力
卒論発表、中間発表、学会発表など、理系学生は人前で発表する機会が非常に多いです。
研究内容を制限時間で、起承転結にまとめる能力は論理的思考力に直結します。
論文作成では、読み手が理解しやすいように文章を書くため、高度な論理的思考力が求められます。
異分野の人に研究内容を理解してもらうための論理の組み立て方は、就活でもアピールするべき能力のひとつです。
長期的な計画力
研究に取り組む際には、長期的な研究計画を立てるはずです。
その計画力こそ、企業が求めている中・長期的な期間で物事を考えて、計画を立てる力です。
明日、明後日の実験計画だけでなく、卒論・修論作成の段階でどのような内容を説明するかを常に考えてみてください。
また、〇〇の現象を説明するために、××の実験に取り組むといった工夫をすることで、中長期的な計画力を養えるはずです。
目の前の課題だけではなく、幅広い視野を持って研究をとらえるようにしましょう。
チームワーク力
1人ずつテーマを持って、研究に取り組んでいますが、自分の力だけでは研究を進めることはできません。
チームでの取り組みとしては、
- 教授とのディスカッション
- 引き継ぎ
- 情報用共有
- 研究室の運営
などがあります。
就活面接でも「研究はチームで取り組んでいますか」という質問は頻出です。

忍耐力
丸1日かけて準備した実験も失敗することはよくあります。正直、研究は常に面白いものではありません。
それでも、一歩ずつ前に進むことが重要で、その過程で発見があると思います。
トライ&エラーの研究の中で身に付けた、失敗してもめげない心。それこそが、就活でアピールすべき忍耐力です。

プレゼン能力
理系学生は、卒論・修論発表、学会発表など、人前で発表する機会が非常に多いです。
論理的思考力と同時に、スライドの作り方や人前での話し方など身につく能力はたくさんあります。
優秀な学生は、国際学会での英語発表も経験します。
研究を通して培ったプレゼン能力は、就活の面接で自分をアピールする際にもきっと役立ちます。
まとめ
今回は理系の強みとして研究で培った能力をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。ぜひ参考にしてもらえると幸いです。