地方勤務が決まったけど不安だな…
全国転勤で田舎にいったらどうしょう…
就活生の中にはこんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
理系学生の人気就職先といえばメーカーです。
ネームバリュー・高給・充実した福利厚生は保障されていますが、引き換えに全国転勤・地方勤務の可能性があります。
今回はメーカー希望の学生向けに、地方配属や田舎勤務の大変さをご紹介していきます。
理系技術職の配属先とは?
理系職として採用される場合、次のような職種があります。
- 生産技術
- 設計
- 開発
- 研究
各職種の違いについてはこちらの記事を参照ください。
理系職は職種に関わらず研究所や工場で活躍することが多いです。
大規模な施設を必要とする研究所や工場では、土地がたくさんある田舎に建てられています。
このため、理系職は就職すると地方勤務になる可能性が高いです。
地方勤務の大変さ
地方勤務の実態を知っていれば問題ありませんが、配属後にこんなはずじゃなかった…と後悔する人も少なからずいます。
特に、大学卒業までの20数年を都会で過ごした人にとって、地方で働くことはカルチャーショックになるかもしれません。
ここからは私が考える地方勤務の大変さを4つご紹介します。
会社と家との往復になりがち
田舎では娯楽が少ないです。
仕事終わりにジムに行ったり、習い事をいれることは現実的ではありません。
このため、平日は会社と家の往復になってしまいます。
会社が全てとはいいませんが、都会勤務と比べると会社以外に費やせる時間が少なくなります。
車社会
地方では交通網が発達していないので自家用車は必須になります。
数百万円の車本体代金に加えて、ガソリン、車検、高速道路など、維持費も必要です。
若手のメーカー勤務はそれほど高給取りではないので、車関係の出費によりお金が貯まりづらい状況になりがちです。
学生時代の友達と疎遠になる
地方勤務になってしまうと、学生時代の友人とも頻繁に会うことができません。
都会で働いていれば平日夜や休日に会うことも簡単ですが、地方だと交通費もかかることから現実的に難しくなります。
学生時代の友人は貴重な財産ともいえるのに、疎遠になってしまうのはもったいないです。
旧体質なカルチャー
地方では知り合いが少ないということもあり、会社内のイベントが盛んに行われることもあります。
運動会、ゴルフ大会など、休日返上のイベントなのに参加必須というものもあります。
地方の工場や研究所では、このような旧体質なカルチャーが残っており若手が苦労する話も聞きます。
まとめ
今回は理系職が地方配属するときの大変さをご紹介しました。
いかがだったでしょうか。就職後に後悔しないためにも配属リスクについては事前に理解しておくことが大切です。