理系って推薦使ってもキツイのかな…
自由応募に受からなそうなんだけど…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は理系就活のキツさ、推薦制度についてご紹介していきます。
理系は就活キツイ?楽?どっち?
理系は学校推薦があるので就活楽と言われることもあります。
たしかに推薦を取れれば就活は有利に進められますが、理系の学校推薦では必ず内定を貰えるとは限りません。
3つのパターンに分けて学校推薦のメリットを説明します。
- 推薦制度が無い企業
- 学校推薦が受験票という企業
- 学校推薦とれれば内定という企業
推薦制度が無い企業
志望企業、志望職種によっては学校推薦が無いこともあります。
推薦を利用できる職種としては日系メーカーの技術職が大部分です。
大学、専攻毎に推薦の対象は異なるので大学就職課で情報収集してください。
学校推薦が受験票という企業
大学推薦を取った後の内定獲得率は企業、大学毎に異なります。
学校推薦は受験票くらいの効力しかないこともあるので注意してください。
このような場合、推薦があっても1次面接からしっかり評価されるので、評価が悪ければ不合格になります。
学校推薦が受験票というのは、業界首位企業の強気の採用で多く見られます。
学校推薦を取れれば内定という企業
学校推薦を取れれば即内定という企業もあります。
業界2位以下の企業では、推薦の効力を高めることで優秀な学生を獲得する作戦をとっています。
- 最大手で推薦をとっても受験票にしかならない
- 業界2位の推薦をとれば内定獲得
理系就活ではこのようなパターンになることが多いです。
学校推薦は同時に1社しか取れないので、どちらの作戦で進めるかは慎重に決めたいところです。
理系の自由応募(文系就職)受からない?
技術職以外では文系学生と同様に、営業、財務、人事といった事務職を目指すことも可能です。
ただし、理系院生が技術職ではなく事務職を志望する場合は、志望理由をしっかり述べられないとESで不合格になります。
文系学生と比べて+2歳の年齢差を挽回できる魅力を伝えられるかが内定獲得のポイントです。
研究との両立がツライ
理系院生の就活がツライという主な理由は研究との両立があるからです。
大学院1年の3月は修士研究の中間発表、学会準備に追われる時期です。
研究の進み具合によっては論文執筆を行う学生もいるでしょう。
修士研究の忙しい時期と並行して就活を進めるためには、事前の準備をしっかり行うことが大切です。
- インターン時期からテストセンターを受験する
- ESのテンプレートを作成する
- 研究概要を作成する
- OB訪問を実施する
この辺りの内容は就活解禁前からも進められます。
また、指導教員がどれくらい就活に理解を持っているかも重要なポイントになります。
修士1年から研究成果を出して、指導教員の信頼を獲得しておけば就活時期は就活に専念できるかもしれません。
まとめ
今回は理系院生の就活の大変さについてご紹介しました。
いかがだったでしょうか。ぜひ参考にしてもらえると幸いです。