「ESや面接の研究内容は、大学院・学部のどちらを書いたらよいのか?」と疑問に思う学生は多いのではないでしょうか。
今回は理系大学院生向けに「就活での研究内容のアピール方法」をまとめてみました!
研究室推薦、インターン経由での内定が貰えなそうな就活生には、スカウト型就活がおすすめですよ。
学部と大学院で違う研究に取り組んでいるとき
まずは「学部と大学院で異なるテーマ」を扱っている場合です。研究室の移動だけでなく、同じ研究室でもテーマが変わることはよくありますよね。
では卒論と修論の研究テーマが違うときには、どのように就活でアピールするのでしょうか。
筆者の場合、就活の時期に応じて研究内容の話し方を変えました。

夏インターン:学部の研究
夏インターンの選考時期は修士1年の6月-7月です。大学院生の前半は講義があるため、研究はあまり進みません。
特に、修士から新しいテーマに取り組んだ学生の場合は、研究背景を理解するだけでおわってしまうこともあります。
なので夏インターンのESや面接では、学部の卒論をアピールしてはどうでしょうか。卒論発表をしていれば、研究内容をまとめることも簡単なはずです。
インターンを利用して選考参加だけでなく、ESや面接の対策にも取り組むとよいですよ!
冬インターン以降:大学院の研究
大学院生の就活では「修論の内容を話すこと」が確実に求められます。なので修士1年の夏から秋の時期は、大学院の研究を進めると余裕を持って就活に臨めます。
冬インターンの選考時期は修士1年の11月-2月です。ESや面接対策のためにも、冬インターンでは大学院の研究をアピールできるとよいと思います。
また実際の就活では、修士・学部の研究内容を両方尋ねる設問もあります。
就活解禁前に「卒論で学んだこと」「修論で学んだこと+今後の計画」を整理することが大切です。
学部のテーマを大学院でも取り組んでいるとき
研究室によっては卒論の内容を100%継続することもあります。
ただ就活でのアピールでは、「学部の取り組み」と「修士での取り組み」を分けて伝えることがおすすめです。
こちらのタイプの理系就活生は、研究内容で話すことがたくさんあると思います。全てを伝えるのではなく、「苦労して得た結果」「今後の研究に活かせる結果」をアピールしましょう。
まとめ
今回は理系就活でアピールするべき研究内容に関してご紹介しました。
夏インターンまでは卒論、冬インターン以降は修論の内容に切り替える方法がおすすめです。是非参考にしてみてください。